見出し画像

【違いって何】外資系航空会社 vs 日本の航空会社

結論を言います。
言語や文化などわかりきったことを除いて、外資vs日系の航空会社の違いはズバリ「給与」だけです!
ただ、これでは100%の解説にならないので詳しく説明します。
ちなみに日本の方が安いという結論です。ただ、コロナの影響がでている中、国内線のANA/JALは比較的しっかり給与があるそうです。外資系は全く飛ばないと給与が低くなる(後で説明)ため一短一長ではあります。
それを差し引いても差額が大きすぎるため、ぜひ参考にしてください。

外資系の給与制度をそもそもご存知でしょうか?
大きく分けると3つ存在します。

・基本給
・フライト給
・福利厚生給

それぞれ詳しく説明します。

「基本給」

「基本給」とは、その名前の通り基本的に約束された給与のことです。だいたい新卒だと10万程度でしょうか。これでは少なすぎて生きていけません。

「フライト給」

基本給だけでは生きていけませんので、「フライト給」と呼ばれるフライト時間によって時給が発生します。また乗り継ぎごとに給与が発生する場合があります。だいたい1時間で1500円程度(新卒)。1ヶ月のフライトは120時間〜140時間ですので、約16万〜21万。このフライト給だけでANA/JALの基本給約18.5万と同額です。

「福利厚生給」

さらに「福利厚生給」として、基本的に寮がただで住むことができます。もちろん光熱費なども特にありません(外資系一部航空会社のみ)。仕事中は食事も出ます。

つまり、出費がほぼゼロで毎月30万近く自由使えるわけです。
さらにすごいのが「税金」です。

「外資系の税金のここがすごい!」

日本の場合は18万の給与に対して①所得税②住民税③厚生年金④社会保険が税金として引かれます。
ただし外資系の場合、国によりますが、中東やアジアの一部の航空会社では、上記全ての税金がかかりません。
※国の税法に応じて変化があります

まとめ

給与と言っても一概に高い・低いの問題ではありません。
働くべき国や航空会社の特徴・給与の出方など実情を知らないと損することがたくさんあります。
クルーラウンジでは様々な航空会社で3000人以上の客室乗務員を訓練し、採用担当も行っていた代表がおしげもなく知識を授けてくれます。
ANA/JALに入りたい人は日本のスクールでも問題ないですが、死なない努力として海外にも目を向けることをおすすめします。

【インスタグラム】
情報まとめをインスタグラムでも乗っけてます!
https://instagram.com/crewloungejapan?r=nametag


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?