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物価上昇、諸税の支払い時期の定額減税が奏効するか疑問
今日は朝から15:00くらいまで曇り空が続きました。おかげで直射日光で肌がジリジリ焼けるようなことは避けられました。その代わり、湿度はかなり高かったです。明日は真夏日の予報が出ていて、今から鬱です。
さて、……。
今どき上がるのは湿度と気温だけではない。物の値段もジワジワと上がっている。
一個一個の値上げ幅は数十円レベルのことが多い。でも、わが家のように1週間分の食料を丸ごと購入するとなると、それら一個一個の積み重ねで思ったより金額が増えてしまう。
1回の支払いで、同じように買ったハズなのに500円以上違ってくると、正直キツイなあという感覚にとらわれる。
これに加え、一昨日に固定資産税の通知書が、更に昨日は住民税の普通徴収の通知書がわが家のポストに投函された。両方足すと結構な額となる。
東京は他の都道府県とは異なり、固定資産税の通知は6月。これって遅いからよいということも、安くなることもない。特段のメリットがない中で支払わなければならない。
住民税については、昨年末に養老保険の満期を迎え保険金を受領したことによる。これについては、確定申告時に以下の記事を書いた。
会社での給与天引となる特別徴収でも良かったのだけど、そうすると保険金受領に起因して支払う税金の額が不明確になるので、確定申告時に普通徴収を選んでいた。
確定申告時に「あれ、思ったより納税額が少ない」と内心喜んでいた。しかし、しっかり住民税で帳尻を合わされることになった。意気消沈してしまう。
この2つの税金の支払い総額は、定額減税分ではとても賄いきれない。真っ赤っかである。
そもそもこれら以外に5月末までが期限の自動車税の納付があった。それに上述の税金の支払いも重なるのである。極めて重税感の漂うこの時期に、定額減税で税金の還付を行った岸田首相。これってタイミングとしてどうなのか? という疑問は湧く。
私の感覚だけど、心理的にはかえってやぶ蛇になったのではないかと思っている。
というのは、こういう状況であれば「返ってきて嬉しい」よりも「返った以上に取られて酷い」と感じる人の方が多いと考えるからだ。
首相の日常の言動を見る限り、そこまで人の心理を読まれることはないと思われるし、不透明な解散時期を意識すれば減税による税金の還付は早いに越したことはないと割り切ったのだろうけれど、この点はちょっとハズした感が強い。
物価高に加えて税金の支払で手元のお金が減ってゆく状態に対する私たちの防衛的な心理が、これから行われる選挙にどう反映するだろうか。政治家としての先読み能力が問われることになると考えている。
お読み頂き、ありがとうございました。
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