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先が見えた後に新しい業務処理を覚える辛さ、これを乗り越えねばならない

今日も朝から断続的に雨が降ったりやんだりの一日でした。自転車族としては、ちょっと辛いです。

さて、……

前々からお話していることとして、私の会社員としての生活も30年を超えて、定年が近づいてきている。実はもっと手前だった定年であるが、5年延びた。しかし、単純に延びたわけではない。

従来の定年であった60歳を超えると、給与はかなり下がる一方でもう昇給しない。そして延びたとはいえ、なお私の定年までのカウントダウンは今から一桁年しかない。

会社にいられなくなる時期がそう遠くないと思うと、新しいものを覚えようという意欲はどうしても減退する。覚えて身に付けても使わなくなる日が近ければ、どうしても習得へのモチベーションが下がる。

だからこのまま……という気持ちが湧くのも自然の感情によるものなのだけど、昨今ではマイクロソフトの各種アプリを使いこなせないと仕事にならなくなってきている。この年になって、この風潮は辛い。

ついこの間までは当たり前だった、メールにファイルを添付して送るだけの時代ではなくなっている。今の時代は情報共有が当たり前なので、SharePointでファイルを共有し、それをリアルで共有しながら複数の者が同時に修正して仕上げるのも日常茶飯事。

実は、私自身は元となるSharePointのページの立ち上げ方は不知な(ゆえにできない)のだけど、他の人が立ち上げて@コメントを付された部分については、共有されているチームから入って再検討したり修正したりすることは何とかできるようになった。

見よう見まねで何とかやっているけれど、これが最後の社内業務処理技術習得であるとは思っていない。更に年を重ねてからもう一度このような仕事のやり方の変革があると、辛いだろうなあと思っている。

でも、残念ながら人が増えることは期待できず、昔みたいに一線を引いた人扱いをしてはもらえなさそうである。だから、辛くても新しい仕事のやり方を覚えなければならない。

片手間ではない仕事をキチンと与えられるのは良いことだと思う。しかし、昔に比べれば社内教育に力を注がれなくなっている。

フォーラムアップされた資料を読めば分かると言いたいのだろうが、デジタルノンネイティブである我々の世代には、感覚的に伝わってこない部分がどうしても出てくる。

丁寧に説明すればもっと伝わるのにという思いと、丁寧にしたくてもマンパワーをそれほど割けないというそれぞれの思いは交錯するだけ。結局、私のような半可通が出てきているように感じる。

それが何かの拍子で表に出て問題化することもあるのだろう。ただ、今のところはそうなっておらず、そうならない限りは今のままなのだろう。

これでいいのか? これでいいのだ! と自問自答を飲み込んで日々の業務は進んで行く。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。