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子供が寝ない理由を考えてみた

今日も朝から太陽が照りつけて暑かったですね。駅まで朝日に向かって歩くので、日差しの強さは身にこたえます。

さて、……

子どもがなかなか寝付いてくれず、困っている方って意外と多いと思う。私などは欽ちゃんの鳩時計ネタ「良い子は8時に寝る」を真に受けたため、4年生くらいまでそうしていた。今から思うと実に親孝行だったと思う。

子どもが早く寝ない理由はもちろん個人毎に異なるだろう。ただ、私が当時を振り返って思いつくのは、夜寝ると朝まで起きない、言い換えると寝たら朝になってしまうということ。

当たり前だと流せる人は良いのだけど、それがイヤだと感じることはあり得るし、そういう子がいるであろうことにもっと意を払うべきだろう。

ちょっと考えてみて頂きたい。朝は子どもでも慌ただしくやることが出てくる。洗顔・食事・排泄・登校や登園準備、等々。「〇〇! 何やっているの! 早くしなさい!」と怒られるのは、大抵楽しくないことである。

そして、ついに登校・登園の時間になる。さまざまな理由から学校や園に行きたくないという気持ちがあったなら、それに連なる事前行動を慌ただしくしなければならない朝までワープする眠りには落ちたくない、というのは分かる気がする。

子どもの頭で複数のことを考える、視野に入れることは難しく、寝たらいやな朝になるという事実で思考が占められているのではないか? 

こう考えると納得できるケースってそれなりにあると考える。

もっとも、何が何でも起き続けることは難しく、結局は寝落ちして睡眠不足で朝を迎えることになる。この不快感まで朝のイメージに付加されてしまうのは辛い。

「だったら早く寝れば良いのに」というのは正論である。全く正しいのだけど、子どもの頭は正論だけで納得できるとは限らない。

遠足の前に気が高ぶって眠れないという子もいるだろうけど、それは特別のイベントに対するもの。日常の眠らなくて困る状態とは区別すべきだろう。

寝かしつけに苦労して、朝起きて登校・登園させるのにも大騒ぎ。人知れず大変なご苦労をされている親御さんに対し、心からお疲れ様と申し上げたい。

ただ、絶対にとは申し上げられないが、周囲のお子さんを見る限りにおいて大抵今のような生活のまま定着することは少ないことは申し上げたい。

子どもにとって、明日は今日より良い日になる。そう思えるような小さな楽しみを見つけられると良いのだけど、なかなか難しい。睡眠は本来は3大欲求の一つなのだから、眠ること自体がイヤなわけではないだろう。

ボールだけではなく、布団も友達だよ」。
大人になるに連れて布団好きになった私は、そう申し上げたい。

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