パンダのいざという時
今日も暑い1日でした。あと何回同じことを言うのだろうと思うと、ジッと手を見てしまいます。体力を温存し体調を保つように努めてください。
さて、……。
ご存知の通り、パンダは笹や竹を食べる。でも、パンダは外見からも容易に想像がつくが、食肉目 クマ科 ジャイアントパンダ属に分類される熊の仲間である。
熊は雑食とはいえ、食肉目でもあり肉系のものを好む。それが何で笹や竹? と疑問に思うのはナチュラルな感覚だろう。
調べてみると、上野動物園のサイトに記載されていた。
パンダの祖先の苦労が偲ばれる記述である。競争を避けたというと格好がいいけれど、これは即ち競争に負けたことを意味する。
でも、これは竹を消化できる能力をたまたま持っていたからできたこと。もしそれがなかったら、飢えて弱った体を更に弱らせることになって寿命が尽き、種も絶えていただろう。
①競争に敗れ②エイヤーで食べたのがたまたま竹で③それを消化できる能力を持っていた。これが揃わなければ今全世界で外交にまで使われる愛らしいパンダという存在はなかった。
たまたま偶然が重なって現在まで生き延びていること。これはよく考えたらすごいことではないか。パンダの中にチャレンジャーがいたお陰で動物園の人気者が生まれることになったのも、世の不思議と言ってよかろう。
笹や竹を食料にすることは、人間ではやはり無理ゲーらしい。3連休も近い。こんなことを考えながらパンダの姿を眺めるのも面白いのではなかろうか。
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