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パンダのいざという時

今日も暑い1日でした。あと何回同じことを言うのだろうと思うと、ジッと手を見てしまいます。体力を温存し体調を保つように努めてください。

さて、……。

ご存知の通り、パンダは笹や竹を食べる。でも、パンダは外見からも容易に想像がつくが、食肉目 クマ科 ジャイアントパンダ属に分類される熊の仲間である。

熊は雑食とはいえ、食肉目でもあり肉系のものを好む。それが何で笹や竹? と疑問に思うのはナチュラルな感覚だろう。

調べてみると、上野動物園のサイトに記載されていた。

ジャイアントパンダは、天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の場としました。そこで冬でも枯れず1年を通し豊富に得ることが出来る食物がタケ・ササだったのです。ジャイアントパンダは、生存競争を避け、身を守る環境で暮らすために、食べるものは無理をする生活を選んだ動物です。

 上野動物園のサイト https://www.ueno-panda.jp/dictionary/answer05.html#:~:text=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80%E3%81%AF%E3%80%81%E5%A4%A9%E6%95%B5%E3%82%84,%E3%82%92%E9%81%B8%E3%82%93%E3%81%A0%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

パンダの祖先の苦労が偲ばれる記述である。競争を避けたというと格好がいいけれど、これは即ち競争に負けたことを意味する。

でも、これは竹を消化できる能力をたまたま持っていたからできたこと。もしそれがなかったら、飢えて弱った体を更に弱らせることになって寿命が尽き、種も絶えていただろう。

①競争に敗れ②エイヤーで食べたのがたまたま竹で③それを消化できる能力を持っていた。これが揃わなければ今全世界で外交にまで使われる愛らしいパンダという存在はなかった。

たまたま偶然が重なって現在まで生き延びていること。これはよく考えたらすごいことではないか。パンダの中にチャレンジャーがいたお陰で動物園の人気者が生まれることになったのも、世の不思議と言ってよかろう。

笹や竹を食料にすることは、人間ではやはり無理ゲーらしい。3連休も近い。こんなことを考えながらパンダの姿を眺めるのも面白いのではなかろうか。

お読み頂き、ありがとうございました。

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