学校の疲弊と矛盾に対する思いつき
今日も忙しくなるかと思ったら、意外に早く片付いて拍子抜けしています。
さて、……
昨今の学校、何が起こっているのだろう? クビを傾げたくなることが正直多い。
イジメ問題はなくならないし、生徒が死んでも責任を認めない。一方で先生は業務過多で忙殺されているとの声が満ちていて、しかるにわいせつ行為も散発している。
こういう時には原点にあたるべきだろう。以下は教育基本法の抜粋である。
イジメ問題について、「豊かな情操と道徳心を培う」「自他の敬愛と協力を重んずる」という教育の目的が達せられていないことは明らか。わいせつ行為に至っては、論外であろう。
イジメは、全て暴行・傷害・脅迫・恐喝・強要といった犯罪のどれかに該当する。よって学校で「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行」うことができないならば、警察に委ねるべきである。
教育的な配慮は、法的処罰を免れることを意味しないはず。もちろん、第一義的には学校の先生が対処すべきだとは思っている。しかし、疲弊して息も絶え絶えの状態であるならば達成は難しく、できないならプロに任せるべきだと考える。
学校の先生が忙しいのは、いろいろな雑務処理が回ってくるからだ。それらは本来、教員ではなく職員側が担うべきものだと私は考えている。
そして、授業そのものはスタディサプリのように、一番上手な人のものの配信でも良いのではないかと思っている。その代わり、空いた時間で理解不足の子のフォローをすることで、全体の底上げを図る方が有益だと思っている。
恐らく、授業が分からないのにも理由があって、それらを集めれば類型化もある程度まではできると考える。そこで教え方の案を集め、いくつかを試し、効果があったものを全国展開する。そうすることで、授業が分からずつまらない思いをしている子は、少なくとも今よりも減らせられると思う。
中には発達特性により、本当に分からない子もいるだろう。それはやむを得ないものであり、そういうところで教育的配慮をすべきではなかろうか。
つらつらとした思いつきをお読み頂き、ありがとうございました。
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