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10年経って余震に問い詰められる

2月13日23時08分頃に福島県沖で発生した地震。幸いなことに死者は出なかったようだ。7が最大の震度で6強の地点が複数発生する中では、不幸中の幸いである。

気象庁によれば、これも先の東北地方太平洋沖地震の余震だと考えられるとのこと。あの日から10年が経とうとしているのに、まだこれだけのエネルギーが残っていることに驚く。

かなり長い間揺れた今回の地震で、わが家は幸い被害なしで済んだ。それでも、家具転倒防止用のつっぱり棒は、追加で購入することにした。

天災は忘れた頃にやって来るというが、コロナ禍で既に疲弊している医療機関が、天災による傷病の発生で更に追い込まれないことを切に願う。

約10年前の地震発生時、津波が町を襲い川を遡る映像を見て、本当にこの世のできごとかと目を疑った。多くの人命が失われ、自然の猛威のすさまじさをまざまざと見せつけられた。

当時、これほどの惨事はそうそう続くものではないだろうと楽観していたが、その後も地震や台風、大雨被害などが続いた。そして今は、コロナ禍が全世界で猛威を振るっている。

私達は、そういう中で何とかやってきた一方で、今後も何が起こるかわからないという不安な気持ちにも陥る。

それでも、顔を上げ前を向いて進まねばならない。今の場所に立ちすくむだけでは、今のままだからだ。

言うは易く行うは難し、偉そうに言っている自分はどうだったのだろう? そう問い詰められたような気がする、あれから10年後の余震であった。

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