相続について、プロの編集者を通した記事がこれですか?
今日は、涼しい一日でした。昨日暑かったのでスーツの上着を会社に置いてきてしまったのですが、朝は寒くて若干後悔しました。
さて、……。
今朝のつぶやきについて、通勤前ということもあって時間が取れなかった。改めて以下の2つの記事を読んでみた。申し訳ないけれど、あなたも以下の記事を読んでみて頂きたい。
https://gendai.media/articles/-/110673
https://gendai.media/articles/-/110677
朝のつぶやきと重複するが、この記事を書いた人は除籍謄本と戸籍謄本の区別がついていない。筆者の除籍謄本の定義が誤っているのは私が朝に指摘した通り。そして、もっと言えばそれって重要? というのが正直なところ。
最後の戸籍だけで何か手続きできたことって記憶が薄い。もっと大事なのは、最後の戸籍に親の死亡が記載されて除籍されるまでには日数が掛かること。それがないと手続きを始められない。今はスピードアップされたのだろうか?
これらの記事で、原本還付希望について記載がないのはおかしい。要は故人の出生から死亡までの一連の戸籍謄本(除籍謄本の場合もある)の原本の束は他にも流用する可能性が高い。だから返してもらう必要がある。
ただ、返してほしいと言わないと返ってこない場合があるので、それをすべきなのだけど、記事の中にこれに関する記載がない。
準確定申告についての記述も、ちょっとモニョる。大多数の親は収入が年金だけだろうし、年の途中になくなった場合、課税されるほどの収入を手にしていた可能性はそれほど高くない。
課税される程の収入に達していなければ、税金を取られない。だから医療費を申告しても還付されないのは当然となるのだけど、そういうことが書かれていない。
後半の大損も、申告していない財産が見つかれば課税されるのは当然である。大損という表現がおかしい。
……などなど、プロ編集者がそれぞれの専門家に取材して記述したはずのこれらの記事であるが、1度相続手続きを実施した素人から見るとおかしい部分が多々ある。
逆説的に、これでも許されるのか……と思ってしまったけれど、これだったら私の書いた2つの小説にはまだ価値があると確信したので改めて紹介しておく。
①モシュリーマン 喪主サラリーマンの苦闘と発掘
②モシュリーマン2 セレモニアル後の喪主のリアル
お読み頂き、ありがとうございました。
読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。