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大河ドラマ「光る君へ」で細かいけど私が気になる3つの点
相変わらず朝は寒いですね。本格的な春を前に、足踏みが長引いているように感じます。重いのでコートもできるだけ着たくないのですが、是非もなしです。
さて、……。
私が大河ドラマ「光る君へ」を観ていることは以前お伝えした。
このドラマを観ている中で、いくつか気になるところがある。細かいのでどうでもよいと思う人の方が多いと思いつつ、その中から3点ほど書いてみたい。
①食べ物は誰が用意したのか
3/24の放送では、主人公であるまひろの父・藤原為時の、病に侵された妾・なつめの得度シーンから始まった。お坊さんをわざわざ呼んで得度させるあたり、かなり献身的である。
でも、食べ物ってどうしていたのだろう。一人でなつめのところに行った為時は、下級とはいえ貴族。自分で炊事して用意したとも思えない。その辺で売られているものを買っていったのだろうか。売られていたのかも分からないけど。
家で用意してからそれを持っていったのであれば、当然まひろも含めた家族がなつめのところに持参することを知っていることになる。そうであれば、家の中でその件についてまひろと為時のやり取りが描かれないのはおかしい。
なお、食べさせた後の食器、誰が洗うのだろうか。
②風呂に入っていないよね
これもこのドラマでは気になるところ。この時代にはごく一部の特権階級がサウナ系の風呂に入っていたとは聞くが、一般的に風呂はなかったはず。そうなると、顔は脂っぽく、手足をこすると垢がこぼれ、そして匂いもしたと思う。
香を衣服に焚きしめていたとはいうけれど、それは匂いに匂いを重ねるだけ。昔、大学で留学生の授業が終わって入った教室の「香水だけではない匂い」はかなり強烈であった。当時はそれが当たり前の生活スタイルだったのは理解するが、現代人の私は、この点はちょっと没入しきれない。
③トイレはどうしていたの
人間生きている限り飲食は必須で、飲食をすればその後に出るものが出る。これは「光る君へ」のなつめもそのはずで、寝たきりで自分自身の身体も満足に動かせない状態で、為時も24時間介護していたとは思えない。では、どうしていたのかが気になる。
紙オムツなど当然ないし、そもそも紙は贅沢品だった時代。日に数回は絶対にある人間の営みであるが、そういうところはまず描かれない。
ちなみに、刑事ドラマで銀行強盗が人質を取って立てこもるシーンでもこれは同じ。数時間以上人質となった人たちの中には「催す」人もいるはずなのだけど、この点はスルーされる。
今回は個人のこだわりに近い内容だったかも知れないと思っている。でも、あなたは気にならないだろうか。
お読み頂き、ありがとうございました。
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