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上に立つ者の小さな矜持

今日の天気は変でしたね。昼頃から雨が降ってきましたが、雷まで鳴るとは想像していませんでした。

さて、……。

職場界隈では飲み会が復活してきた。職場の若者たちが夕方になると「今日、行こうか?」と相談している。

そのことはやむを得ないことだろう。今までコロナ禍で我慢してきたことであるし、後は感染予防を忘れては欲しくないという気持ちになりながらも、楽しんできてもらいたいと心から思う。

でも、そういう話をしているところにたまたま出くわすと、ちょっと気まずくもある。微妙な空気が流れるのだ。

要は、そういう飲み会を企画する際に誰を誘うかというお話である。その点、よく知っている若者達だと、彼らに妙な気遣いをさせたくない気持ちになる。

「楽しんでおいでよ」と言うのは簡単だけど、自分は誘われていないというのも紛れもない事実である。この点、全く寂しさを感じないと言ったら嘘になる。人間だもの。

そうは言いつつも、それでは今本当に誘われたら行くかと問われると、恐らくNoである。妻に夕飯を今更キャンセルできないからだ。

そもそも、彼らがせっかく息抜きしようと飲み会を企画しているところに、かなり年上の自分が顔を出すのは野暮である。

だから、そもそもそういうシチュエーションにならないように振る舞うし、本当に気を遣って声をかけられたとしても「ありがとう😊 でも今日は別用があってね」と角が立たないように配慮しながら断る。

それが小さいとは言え上に立つ者の矜持だと勝手に思っている。反論もあるだろうけれど、価値観の相違なのでご容赦願いたい。

お読み頂き、ありがとうございました。

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