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あなたが数時間いないだけで、会社は多分つぶれない

今日、今年初めて半袖で出勤しました。ちょっと肌寒かったけど、大過なく行けました。

さて、……。

今日の出勤では、いつも乗っている電車が遅れて入線してきた。急病人介護の影響だという。しかも、乗ってから更に別の駅でも急病人が発生したとの車内アナウンスがあり、更に遅れるという通告を受けた。

朝の通勤列車は、雑に詰め込まれていながらもある程度バランスが「神の見えざる手」によって取られている。これは絶妙の加減だと言ってよい。

しかるに急病人の発生は、間違いなくこのバランスを崩す。混んだ電車が更に混雑を増し、乗降時間が長くなる。遅れもますます進み人心が荒む。雰囲気が劣悪になり、車内環境が悪化する。

それにしても、なぜこのようなことが起こったのだろうか。

体調不良は誰にでも起こること。だからそれ自体はやむを得ないと思う。しかし、それについて全く予兆がないのだろうか。

言い換えると、脳梗塞や心筋梗塞のような突発性のあるものならいざ知らず、大抵の体調不良はかなり前から何かちょっとおかしい…程度の感覚はあると思う。そうであれば、その時点で出社を見合わせる選択も視野に入るのではなかろうか。

大抵の会社は、あなたが多少の時間不在でも問題なく回るはず。そうじゃないと会社の事業継続自体は危うい。自分がいなければという気持ちと自負は尊いけれど、それも取りようによっては傲慢ではなかろうか。

少なくとも、満員電車のピークタイムでの出社は避けるべきだろう。多少出社を遅らせて体調の様子を見つつ、仮に更に悪化しても対処できるだけの余裕を持てる環境を確保することは自身のためでもある。

冷静に考えれば、体調不良の中で下す判断に絶対の自信が持てるだろうか? このことをよくよく考えたうえでbestは無理でもbetterを目指すべきというのが私の考え。

もし差し迫っているのが判断ではなく作業であれば、尚更のこと後で挽回できる。面の皮を厚くして、休むのも仕事の一環だと割り切って休んで体調回復に努めてほしい。

お読み頂き、ありがとうございました。

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