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手の鳴る方へ

瞬きする間に 過ぎるいくつもの季節
取りこぼさぬように、そっといま掬って

どれだけ君に伝えたい景色があったろう
この腕ではもう抱えきれないほどの
絶望も希望も背負って

君にしか似合わない色で
君にしか似合わない声で
君にしか似合わない音で
全てが、彩られていく
君にしか描けない色で
君にしか描けない声で
君にしか描けない音で
全ては、その手の鳴る方へ

抱き上げられるのを待っていた瞳
いつからか、その目は僕を追い越した
どれだけ君の背中を押してやれたろう
新しい道に僕の声はもう届かないのならばせめて

僕にしか出来ない事を
僕にしか出来ない味方を
僕にしか聞こえない声で
明日を、祈っていよう
君にしか出来ない事を
君にしか出来ない見方を
君にしか作れないものを
その手で掴んでいこう

何も見えない暗闇で 立ち止まったり躓いたり
明かりが灯ったなら、踏み出して
愛する人が待っている

君にしか似合わない色で
君にしか似合わない声で
君にしか似合わない音で
全てが、彩られていく
君にしか描けない色で
君にしか描けない声で
君にしか描けない音で
全ては、その手の鳴る方へ

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