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ヴィーガン

最近よく耳にするヴィーガンについての本を読んだのでその中身を軽く紹介したいと思います。

ヴィーガンってなに?

ヴィーガンとは肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜などを食べない完全採食者などと訳されているベジタリアンの一種です。

自身の健康保持だけではなく環境負荷の少ない地球にやさしいライフスタイルを送るという考えがあります。

そんな厳しいライフスタイル送っている人いるの?と思ったのですがイギリスでは2006年から2015年の10年間でヴィーガンの人口は3.5倍の54万人に増加しているそうです。

これからはヴィーガンビジネス

IT業界の成功者や世界的に有名なスポーツ選手によるヴィーガンへの投資が今では行われているそうです。

プロテニスNo.1のジョコビッチはモナコにヴィーガンレストランを開店し、映画俳優のレオナルド・ディカプリオはヴィーガンブランドのビヨンド・ミートに巨額の投資をしているそうです。

マイクロソフト会長のビル・ゲイツもヴィーガンビジネスへ投資していてこのようなコメントもしています。

「2050年までに人口は90億人以上に増加し90億人分の肉を作るためには大量の土地と水を必要とし、環境に大きな影響を与えます。簡単に言えば90億人の肉を生産する方法はありません。

健康志向や環境問題など現代の深刻な問題と関係しているため世界中の成功者はヴィーガンへの投資をしているのです。

ヴィーガン食は体にいい

今世界ではヴィーガン食の研究が行われており米国栄養士会はこのような論評を発表しました。

「適切に献立されたヴィーガン食は健康的でかつ栄養学的に適切であり、ある種の病気に対する予防や治療に有益である。

ヴィーガン食は生活習慣病の改善にもつながるらしく、ガンの予防にもつながるらしいです。

ちなみになんですが加工肉は大腸ガンの発症を18%アップするらしいです。

そのほかにも野菜が好きな人は虫歯が少なくなる傾向があり老化も抑制できるそうです。

ヴィーガンが世界を救う!?

ノーベル平和賞を受賞したパチャウリ博士はこう主張しました。

肉の消費量を減らせば温室効果ガスを効果的に減らせる。

その内容は牛などが直接出すメタンガスや牧場づくりのための森林伐採、輸送などで排出する二酸化炭素は自動車などの輸送機関を上回るというものでした。

アマゾンにおいて切り倒されている土地の8割は畜産業が影響です。

また世界の穀物を平等に分け与えると世界中の人が健康的に過ごせるだけの穀物があるそうなのですが現在でも飢餓に苦しむ人がいるのは生産している穀物の35%は飼料になっているからだそうです。

感想

今回はヴィーガンについて軽く書いてみました。
この本を読むまでは健康にストイックな人がやってるだけなんだろうなと思っていたのですが環境問題や飢餓の問題まで改善できることを知れました。自分も少しづつお肉の消費量を減らしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回読んだ本のリンク貼っておきます。

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