意味はついてこない

またもや眠れない夜だ。
腹が空いているというわけではない。充足に満ち足りていて、ちょうど良い。
体も疲れ、睡眠を求めている。しかしながら眠りには落ちない。
ようは"きっかけ"というものが存在していないのだ。こっくりねむっちまうようなきっかけが。

私は、ねむっているのか起きているのか、わからない朝の微睡が好きだ。夢と現実の狭間にいる気がするし、体の気怠さが心地よい。早くそこに到達したいが、私の寝つきの悪さはそれを許さない。はやくこくりとねむってしまいたい。

「自分くらい自分を肯定してやらなきゃ」と言う人間は、それなりの人数いるだろう。あらゆるSNS的ツールを用いて自己肯定感を保とうとする現代へのアンチテーゼとして、それらの人間は存在する。しかし、私はそうは思わないのだ。
これは私のみに当てはまるのだろうとも思う(同じ人種に出会ったことなどないもの)。自分が、自分を否定しなければ自分に客観性は生まれない。思い込みによって進む道には破滅しかない(これも思い込みであり、私はまさに破滅の道を進んでいるのだろう)。そう思うと安易に自分を信じることなどできない。私はそういうふうにできている。

ここまでスマホを用いて打ちこんできたが、タイピングの方が性に合う。

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