見出し画像

2回目の調停

9月某日、2回目の調停がありました。現在は離婚に関するものと、婚姻費請求のための調停をしています。

午前中の調停だったので午前休を取り、調停に行ってきました。弁護士さんと15分前に待ち合わせをし、裁判所へ。「今日で婚姻費の方は終わらせましょう」という弁護士さんの言葉は、結果的に報われない形となりました。

調停員が来るまで

弁護士さんと部屋に二人きりで、今日の流れを確認しました。とりあえず今日の目標は婚姻費の請求を終わらせること。離婚に関する内容にはまだ入れそうもありませんでした。

この間に、向こうが提示した財産に関する書類を受け取りました。「親からもらったお金」アピールが強く、私には一銭も渡さないぞという気持ちが伝わってきました。

相手方の親からは、家を建てるときに900万円、車を買うときに100万円、向こうの名義で貯金していた定期預金250万円をもらいました。また、姑が孫のためにと作っていた口座は提出されなかったので、弁護士さんは「ケチだな~」とぼやいていました。

調停員入室(1回目)

調停員は1回目と同じ方です。年配の男性と40~50代くらいの女性。どちらも柔らかい雰囲気で、緊張することはありませんでした。むしろ、時折相手方(弁護士含む)のことについては首をかしげるので、私の味方をしてくれているのかな?と嬉しくなります。

調停員のお二人からは、婚姻費用の概算を提示されました。相手方の年収が約570万、私の年収が約430万となる予定なので、婚姻費は月に88,000円の予定です。

1月に別居をしてから一度も支払われていないため、これだけもらえればとても助かります。むしろ一人でよくやってきたなって思います。頑張った。

<その他に聞かれたこと>

・家はもう引き渡してもよいのか
・子供たちとの面会は上手くいっているか
・引っ越してから子供たちの様子はどうか

など、それほど重要なことはありませんでした。そのくらい、もう私側は決めることがなかったのです。この日の1回目の聞き取りは20分ほどで終わりました。

調停員入室(2回目)

調停員の方々は一度相手方の部屋に行き、私がこう話していたよという話を向こうにしてくれます。その間は約30分で弁護士さんと2人きりでなんとなく気まずさがありました。

このときに、相手の車がアルファードなので、という話をしたら、かなり顔色を変えて「査定してもらいましょう」といっていました。これまでは、向こうが車をそのままもらうことになっていたので、車のローンに関しては相手持ちということで話が進んでいました。私も特にアルファードという車名を出してはいなかったのですが、「高い車に乗ってるの?」と弁護士さんに聞かれたので答えたところ、それなら200万で売れるはずだと話が急に変わったのです。もっと早くに言えばよかった。

調停員が戻り、相手の言い分を持ち帰ってきました。「この1回で決まると思いきや!」と男性。「これまでの過払い分を差し引いて渡したいから、計算して提示したい。」というのが相手の要望でした。

これまでの過払いというのは、私が親に止められてなかなか元の家を出られずにいたので、その分の生活費を婚姻費として考えているというもの。家のローンや学資保険など、さまざまなものが含まれており、トータルで12万円くらいでした。向こうの言い分としては、120,000円-88,000円は私が払うべきだということなのでしょう。

これを聞いた弁護士さんはまた憤っていましたが、向こうが書き起こすというなら待ちましょうと折れていました。そのあとも、「こんなことに一期日使うのもったいない、この場で計算できるだろ~」とぼやいていたのですが、本当にその通り。時間稼ぎのように感じました。

私側は特に要求がなかったので、ここは10分ほどで終了。次回の日程の希望日に〇を付ける作業をしました。

調停員入室(3回目)

相手方に日程の確認と、物を取りに行くのは代理人を通して連絡をすること、車の査定をしてほしいことなどを伝言してもらいました。そして、次回の日程が決まったこと、それまでにすることなどを確認して終了です。

向こうがなぜか9月の給料が出たらその明細もほしいと言っていました。弁護士さんは何に使うのかわからないと首をかしげていましたが、まぁ一応言われたものは出そうかということで、私は10月中旬までに指定の書類を用意するのと車の査定をしてもらう予定です。(多分0円だけど)

本日のハイライト

男性の調停員さんに「相手方は一人暮らしができるような人ですか?」と聞かれたので、「しばらくは母親が出入りすると言ってました。なんで?と聞いたら『一人暮らしの練習をするため』と言ってました。」と私が答えると笑いが起こりました。

その笑いによって、あぁこれでよかったんだなぁと腑に落ちた気がします。調停員の方も笑ってしまうような人。私も目が覚めてよかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?