簡単な算数で理解する!接種率「10%」の差が集団免疫の観点から意味すること
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簡単な算数で理解する!接種率「10%」の差が集団免疫の観点から意味すること

わたしの暮らすドイツは、世界有数の人口当たり重症者病床(ICU病床)を持ち、パンデミック当初から検査やサーベイランス体制を充実させるなど、欧州における新型コロナ対策の優等生とされてきました。ワクチンの導入でも、優先接種者を細かく設定して集団接種で効率よく接種するなど工夫して、ワクチン接種率もEU(欧州連合)のトップを走っていました。

ところが、7月以降、ドイツは接種率の順位を下げています。

7月19日、ドイツはデンマークに2回接種率を46.5%と並ばれ、翌日以降はどんどん差をつけられていきました。7月19日、イタリアにも2回接種率46.5%、9月2日にはフランスに60.5%と並ばれ、抜かれています。

理由は明白です。ドイツ以外の国はワクチン接種の義務化に踏み切ったからです。

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【7月19日、デンマークに並ばれ】

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【7月27日、抜きつ抜かれつで競っていたイタリアに追い越され】

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【9月2日、フランスにも抜かれました】


コロナ前からワクチン義務化で炎上していたイタリア


イタリアでは8月6日、屋内レストラン、美術館、スポーツ施設などあらゆる商業施設でワクチン証明書の提示を求めることが義務付けられました。

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村中璃子 Riko Muranaka

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医師・ジャーナリスト。命や健康に関わるフェイクニュースに傷つかない、騙されないために。著書に『10万個の子宮 あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか』(2017年2月)『新型コロナから見えた日本の弱点 国防としての感染症』(2020年8月)