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結局、どうする?新型コロナワクチン秋の追加接種、最終ガイド

今月20日から秋の新型コロナワクチン接種が始まります。わたしの暮らすドイツでも10日から始まりますが、ほぼ誰も追加接種の話はしていません。新型コロナワクチンの接種・追加接種が推奨される対象が大幅に縮小したためです。

昨日、日本でも来年度から65歳以上の人以外は原則として自己負担になるとの報道が出ましたが、日本以外の諸外国はすでに対象を狭めています。

ワクチンが2価から1価になった理由

ところで、皆さんは、この秋から一度は2価になった新型コロナワクチンが1価に戻ったことにお気づきでしょうか。

インフルエンザワクチンも、2014年までは3価(A型2種類とB型1種類)でしたが、2015年から4価(A型B型2種類ずつ)になりました。普通なら「複数の変異株に対応した多価ワクチンの方がいいのでは?」と思いますよね。

ワクチンが2価から1価に戻った理由については、note「高齢でも健康な新型コロナワクチンの追加接種を秋まで控えた方がいい理由」に書いたのでぜひご覧ください。


追加接種が話題にならないドイツでは

XBB対応のワクチンが使えるようになるこの秋、ドイツで追加接種が推奨されることになった(健康保険に加入していれば無料で接種できる)のは、以下の人たちだけです。

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