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WHO総会、議長国首脳スピーチと「独立的検証」の議決

2020年5月19日、新型コロナウイルス流行のため初めてオンラインで、かつ2日間の強行日程で行われたWHO総会が終わり、新型コロナウイルスの発生源や対応について独立した調査を行うという議案が採択されましたが、いつどのような形で調査が実施されるのかは全くの不明です。

本当に世界はこのままWHO主軸で新型コロナと闘っていくのでしょうか。

初日の18日には議長国の首脳が演説を行い、新型コロナウイルス問題に対する各国のスタンスを明らかにしていました。注目したいのは、新型コロナの発生源となった中国の習近平氏と、当初からWHOに新型コロナ対策を絶賛されてきた韓国の文在寅氏の演説。議論の前提となる議長国首脳の演説を全訳し、各国の動きをまとめました。情報の削がれたメディア記事では分からない、各国の主張のニュアンスを感じてください。

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