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文系女医の書いて、思うこと【プロフェッショナル】

「文系女医の書いて、思うこと【プロフェッショナル】」はわたしが書くすべての記事を読みたいという方、定期購読で応援してくださる方向けです。執筆の舞台裏エピソードや医療関係者向けの特… もっと読む
内容の詰まった記事を更新していきます。「文系女医の書いて、思うこと。【スタンダード】」とだいたい同… もっと詳しく
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2020年2月の記事一覧

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いつもご購読、ありがとうございます。 3月1日よりマガジン「文系女医の書いて、思うこと。【応援用】」を「文系女医の書いて、思うこと。【スタンダード】」に、「文系女医の書いて思うこと【法人用】」を「文系女医の書いて、思うこと。【プロフェッショナル】」に改め、執筆を続けていきます。 これまで2つのマガジンの内容は全く同じにしてきましたが、【プロフェッショナル】をご購読いただいている皆さまには、執筆やメディア出演の舞台裏エピソード、医療関係者向けの特別資料などを、プラスアルファ

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2月28日のWHOブリーフィング

WHOが実質上のパンデミック状態を認めました。また、本当の「パンデミック宣言」まであとどのくらいの時間がありそうかということについても具体的な言及がありました。また香港で犬の陽性例が出たことから、ペットからの感染についての質問も出ました。

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2月27日のWHOブリーフィング

昨日はテレビ出演中につきライブで聴けませんでしたが、先ほどすべてを確認しました。新型コロナの感染者には無症候の人が多く、見えているのは「氷山の一角」という考えが誤りであることが、エビデンスから示されています。2月27日、安倍首相が「全国の小中高に一斉休校を要請する」とのことで号外が出ましたが、社会的な意味だけでなく、科学的に見てもその必要性はないことが分かります。先ほど、北海道では北見の展示会での集団感染の疑い「緊急事態宣言」が出されたそうです。全国一律学校閉鎖はナンセンスで

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2月27日トランプ大統領会見

トランプ大統領が緊急の記者会見。新型コロナ対策の責任者にペンス副大統領を起用。アメリカでの流行状況に関し、米CDCの見解とトランプ氏の見解がまったく食い違う会見。トランプ氏のわかりやすく情報量のないスピーチと、短くて緊迫感に満ちたCDCの発言の対比が非常に印象的。

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2月24日のWHOブリーフィング

大幅に遅れて始まった今日のブリーフィング。テオドス事務局長もマイク・ライアンも非常に早口で緊迫した表情。CNNの記者からは、パンデミックに関する激しい質問。そして、中国では武漢と武漢以外での致死率が別々の数字で発表され、中国における流行終息予測の具体的な週数がはじめて示された。

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座礁する武漢へのWHO専門家派遣

日本では市中感染の始まった新型コロナウイルス。世界でもこの問題はいま岐路を迎えています。ぜひ以下の記事と合わせてお読みください。 「緊急事態」を宣言しなかったWHOとSARS超患者数 新型コロナ、WHOが切ったカード 新型コロナは「致死率が低いからそんなに心配しなくていい」は本当か

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2月22日のWHOブリーフィング

中国の外で患者数が増え続けるなか、記者からは「いま新型コロナウイルスはアウトブレイクのどんな段階にあるのか」といった質問が何度も出た。歯切れの悪いWHOの回答とクルーズ船での対応に関する日本政府への評価が大幅に変わったことにも注目。

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2月20日のWHOブリーフィング

中国の外の感染者は非常に少なく、その約半数がダイアモンドプリンセス。「まだ封じ込めのチャンスはある」としながらも、「今のままの状態は長くは続かない」とするやや悲観的なブリーフィング。優先的に投資するいう治験2つが発表され、朝日新聞からWHOに対し「ダイアモンドプリンセスでの検疫体制に対して批判する専門家もいるがどうか」といった質問が出るなど興味深い展開。

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2月17日のWHOブリーフィング

今日の会見も重要。新型コロナの重症度をめぐる具体的な数字が示され、クルーズ船ダイヤモンドプリンセスについても言及。パンデミックかどうかの評価、中国の透明性や言論弾圧についてのWHOの見解も興味深い。日本のメディアにはほとんど出ない情報です。

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新型コロナは「致死率が低いからそんなに心配しなくていい」は本当か

2月13日、新型コロナウイルスによる日本で初めての死者が報告され、翌14日には日本初の医師の感染が確認された。亡くなったのは神奈川に住む80代の女性、感染したのは和歌山県の病院の外科医だった。 私たち日本人にとっての新型コロナウイルス問題は、いま新たなフェーズを迎えている。なぜそう言えるのかについては、「新型コロナ、WHOが中国に切ったカード」をぜひ読んでいただきたい。 「感染力は強いが致死率は低い、だからそんなに心配しなくていい」 増え続ける中国での患者数・死亡者数を

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2月14日WHOのブリーフィング

WHOのブリーフィングは毎日みて、自分用にメモを取るだけでしたが、日本初の死者、医師の感染が確認されたタイミングの今日は、東京オリンピックと中国の透明性、横浜のクルーズ船の質問など日本に関する質問が多く上がっていたのでメモを共有することにします。

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