引っ越し直後の食生活
調理器具を揃える前に引っ越しを決行した結果、
最初の1週間は
「買い食い三昧」
といわんばかりの食生活になった。
冷蔵庫・炊飯器・電気ケトルはネット通販で
引っ越し直後に届くようにしたかったが、
当時はブラックフライデーの真っ只中・・・
出荷が滞っており、おかげで
3日間買いだめができない・お湯が沸かせない
そして1週間ごはんが炊けない。
包丁は、よく切れそうなのは高いし、安いと切りにくそうだし・・・
仕事も忙しかったため、
ゆっくり調べる時間も取れなくて
なかなか決められず、野菜が切れない。
ゆえに、1週間はスーパーのお惣菜や冷凍食品を頼るしかない。
しかも、最初の3日間は食べきれる分だけを毎日買いに行かないといけない。
何という面倒臭さ・・・
とはいえ、結婚生活中はほとんど冷凍食品なんて食べなかったので、
最初はとても新鮮で
「今どきの冷凍パスタってこんなにモチモチなのか!?」
「ギョーザの羽がパリパリ!すごい!」
と唸るほど、このジャンクな食生活を楽しんでいたが、それも束の間。
お惣菜も冷凍食品も毎日食べるには高すぎる。
(1人1日700~1,000円かかってた)
そして圧倒的に野菜が足りない・・・
若いころはこんな食生活でもまあまあ元気に生活していた気がするけど、
高校生の子を持つ母親ともなると、体調やお肌にモロにダメージが現れる。
あ~、炊きたてのご飯が食べたい!
野菜が食べたい!
果物が食べたい!
5日目にはもはや発狂寸前。
やっぱり人間、最終的には自分の体に本当に必要な栄養素を、本能的に欲するのかもしれない。
私の体は完全にビタミン不足になっていた模様。
辛い1週間だったけど
この極限状態を体験したからこそ、
料理が前より好きになったし、
体にいいもの、おいしいものへの探求心が強くなった気がする。
離婚後1週間で学んだ最大の教訓
【やっぱり手料理が一番】
体も心も満たしてくれる食べ物はきっと
「人を思い、人の手でつくられた」ご飯なのだ。
※これは誰かに使ってもらったご飯に限らず、
自分が自分のために作る自炊ご飯も含まれる。
「次に引っ越しするときは、
その日からちゃんと自炊できるように
準備万端にしてから臨もう」
今はそう心に誓っている。(それが普通だけど)
そして近々親元を離れるであろう娘にも
そう教育している今日この頃である。
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