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15歳のひとり旅インド*13日目

今日の朝はパッキングから。お昼の飛行機で、バンガロールへ行くのだ。
オンラインミーティングがあったので、友達の部屋でネット環境を借りにいった。
大学から無線RANのケーブルが提供されているので、それぞれが持っているwifiルーターに繋げば、無制限で使い放題だという。
しょっぱい牛乳(オーガニックバターミルク)を自動販売機でおすすめされ買ってもらったので、それとわかめご飯で朝食に。美味しいが、塩分量が気になって全部はいただけなかった。インドの食べ物は基本、しょっぱいか、甘いか、辛い。

外に出た時、私がアンバサダーを務めているインドボックスの大学生インターンをされているMinaさんが、ちょうど入れ違いでいらっしゃった。一瞬だけ挨拶したのだが、15kgのスーツケースで二週間分持ってきた私に対し、バックパックと小さいリュックで1ヶ月以上ネパールとインドを旅されていて、本当にすごいなと思った。モリンガに対して、ソーシャルな面で取り組まれているそうなので、またゆっくりお話ししたいと思う。

帰る前に図書館に連れて行ってもらった。
とても綺麗な建物で、読書用、勉強用、休憩用の色とりどりのソファが配置されていて、居心地がとても良かった。日本のコーナーでは、主に東日本大震災のことや女性史が並べられ、興味深い。こんな図書館なら勉強のやる気も湧いてくるのだろう。

車が迎えにきてくれて、数日間お世話になったIITHにも別れを告げた。
空港までの道はぐっすり寝てしまった。

ハイデラバード空港の搭乗手続きは、デリー空港とは全く違い、本当にスムーズだった。まず空港に入るタイミングで、パスポートとボーディングパスを見せるのだが、顔を登録される列はなぜか空いていたので、そこへ。これがとてもよく、その後の過程も全く並ばず一瞬で通過できた。荷物を預けるときに、15kgを超えてしまうというまさかの事態が発生し、スーツケースから開け直したのだが、それでも搭乗ゲートに着いたのは、車を降りてから15分後だった。お土産を渡すことで物は減っていく想定だったのだが、逆にたくさんのインドのお土産をいただいたことで重くなっていたのだ。。

バンガロール空港に到着すると、友達が出迎えてくれた。
彼女とはデンマーク以来、1年ぶりの再会だ。サイエンスキャンプでのルームメイトで、その後も連絡を取り合っていて、インドに行くことを伝えるとぜひお家に泊まりにきてほしいと言ってくれた。ちょうど昨日大事な試験が終わったそうで、これから大学受験のシーズン(インドの医学部とアメリカの総合大を受けるらしい!)だが、時間をとってくれて本当に嬉しい。たくさんのキャッチアップをしながら、綺麗な街並みのバンガロールのドライブを楽しんだ。

途中の道で、オレンジ色のココナッツを売っていて、何かと聞くとロイヤルココナッツと教えてもらった。降りて、飲みに行ったら、普通の緑のココナッツより甘くて濃厚で、とても美味しかった。ココナッツの山の中にQRコードが置いてあって、それで支払うという。道端でもキャッシュレスが進んでいて驚きだ。

お家に着くと、元気なビーグル犬が尻尾を振って駆け寄ってくれた。
私が小さいころ母の実家で飼っていたのもビーグル犬だったので、とても懐かしい。名前はポニョ。家族みんなジブリが好きだからだそうだ。とてもいい子で、すぐ懐いてくれ、芸をしてくれたり、一緒に散歩に行ったりした。

明日がインドのお祭りなので、このソサエティでもその準備をしていて、住民が少しずつ持ってきたご飯を配ったりしていた。友達のおばあちゃん家にもいき、グァバを食べさせてもらった。日本で飲むピンクのジュースはピンクグァバだが、ここでは白いグァバだ。とても健康に良いらしく、甘くておいしかった。

夜ご飯は、お寿司や中華をデリバリーしてくださり、カリフォルニアロールが思ったより食べやすかった。酢豚のようなものに揚げ豆腐が入っていて、少し硬めの食感だが、全然豆腐だと思って食べられた。

いっぱいいただいて、友達や犬と遊んで、とても楽しい1日だった。


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