英語について

英語を読むことが好きだ。英語で書かれた文章は、大抵声に出して読んでみたくなる。
軽やかで、時にしつこく粘っこく、それでいて流暢に、単語と単語、音と音が互いに重なり溶け合いながら一つのメッセージとなって私の内側に流れ込む。

「速読」という言葉を皆さんも知っているだろう。単語一つ一つに立ち止まらずとにかくスピーディに読み進め、書いてあることの大枠を掴もうとする試みのことだ。

英文を速読していると、いちいち日本語に変換する時間はなくとも、その意味する内容が「外国語」という障壁をすり抜けて、ふんわりと内側に入ってくる。その感覚がなんとも心地いい。

また、多くの単語を習得するほど、より速く明確に理解が可能になるのも楽しさの一つだ。文章の難易度と英語力がより高いレベルで釣り合っている状態の時ほど、速読で得られる快感は高まるんじゃないかと思っている。


いくら好きだからといって、欲張ってレベルを上げすぎると、出来ない・つまらないで心が折れてしまう。好きを継続するためにはほどほどの距離を保つのも大事なのだ。人間関係も一緒だね。

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