自己愛

この前彼といる時に、
急に思ったことがあって
どうしてもその時に伝えたくなって、
伝えたこと。

その内容は、
付き合う前の私たちは、すごい沢山お互いのこと話してたよねってこと。
カフェで何時間も話して、それでも足りないくらい話して、会った後も電話でずーっと話して、
次の日早起きだって分かってても、
そんなことよりも話したいことが沢山あって、
深夜までずっと話してた。

私は、そんな時間がすごい好きだったし、
何より、そんな時間を過ごせる相手が貴重だったから、

元彼にもない所だったし
それが彼を選んだ点でもあった。

だけど、最近の私たちは、
一緒にいても内容のある会話をしなくなって、

一緒にご飯を食べていても、
「これが美味しいね」っていう会話はするんだけど、
最近お互いどんな事があって、
どんなことを思って…とか
そういう話をしなくなってしまった。

もちろん、私にも問題があって、
暇があればiPhoneを見て誤魔化してしまったり、
自分のことばかり考えて、
相手に気を遣わせるようなことしたり…
相手が話したい事があったのかもしれないのに、
適当に返事をしたりして
相手が話そうという気持ちを蔑ろにしてしまっていた

そのことを彼に伝えたら、

それに対して彼が言ったことに、私は予想外でびっくりした。
というか、自分の言動がすごく恥ずかしいと思った。

彼は、普段から私について聞こうとしてくれていたのに
いつも私は返事をごまかすような態度をとっていた。

だから彼は、聞かないで欲しいのかと思って
それ以上、私から何かを聞くことをやめてしまったようだった。

私はそのことを言われて、
思い当たる節があった。

思い当たる、ということに対しても自分をすごく恥ずかしいと思った。

全く素直じゃない自分がとても恥ずかしくて、
すぐに否定したくなった。

でも、何かを言われて否定することも、
以前に指摘された内容だったから、
もう何も言えなかった。

どうしてあんな態度を取ってしまうのか、

自分で考えてみたら、

たどり着いた結論は、
自己愛の欠如、自己肯定感の欠如
だった。


ああ、またこれか…

もうずっと前からあった問題が

またここに来て私の中に浮かび始めた。

というか、ずっと問題は私の中にあったのに、

ここ最近までは、
なんとなーく誤魔化されて
無くなったように見えただけだった。

全く解決されていない問題が、
日常生活のいろいろな出来事に隠れて
存在を忘れていただけだった

そのことに気づいた私は
とてもがっかりした。

この問題はそう簡単に解決できる問題ではないことは分かっていたけど、
それなら、どうやって解決していったらいいのかも全くわからないし、
それに関する本を読んでも、書いてあることは全部同じ。

もう私の頭は、その文章を読んでも
「はいはい、それね…」と言って
内容を受け入れようとしてなかった。

それでもこの問題を解決しなければ、
私が人間関係を気づく上で、
特に自分に近い人との関係を気づく上で、
今後も重大な問題を引き起こしていくことになると思う。

昔も今も、結局同じことで相手を傷つけて、
自分自身も傷付けて、
本心とは裏腹に相手も自分のことも大切にできない。

理想はあるのに、
自分がしている言動は
理想とは全く反対方向に向かうように
自分を仕向けているようだった。

最近仕事をしていても
自分のことを嫌いになることしかできなくて、

友達と話していても、先輩と話していても、
自分をどこからか客観的に
物凄く冷たく見ている自分がいて、

うわぁ今の自分やだ…ってひたすらに思ってる。

やだ、こんな自分…
って思い続けて
ずっと生きてるんだなぁ…

もっと自分を認めて、好きになれる方法が知りたい。


そう思ったら
毎日している仕事が
自分の得意なことで、
自分でもこんな事ができるんだって思う事ができたら
自分のことを認められるのかもしれない。

もう今以上に
自分を嫌いになりたくないし
そのせいで1番大切にしたい相手を傷付けたくない…

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