*立教ボラセンメールマガジン6月号*
みなさん、こんにちは。
ボランティアコーディネーターの齋藤です。
2024年度を迎えたばかりの気でいましたが、あっという間に2ヶ月が過ぎていたのですね。驚きです。とても濃かったこの4・5月は、多くの学生とボラセンで出会い、そこでのボランティア相談を通して一人ひとりの想いに触れることができたのですが、みなさんは”ボランティア(活動)”について深く考えてみたことはありますか?
この2ヶ月は、学内で行われる講義にゲストスピーカーとして呼んでいただくことも多く、ボラセンで開講している全カリ科目「ボランティア論」をはじめ、同じく全カリ科目の「SDGs×AI×経済×法」、RSL科目「大学生の学び・社会で学ぶこと」、スポーツウエルネス学部「基礎演習」、異文化コミュニケーション学部「国内フィールドスタディ」に関わらせていただきました。
履修者を合計すると1000人以上!ボラセンに来室する学生の多くはボランティアに関心のある学生ですが、講義となると必ずしもボランティアに関心のある学生ばかりではありません。
それ故に、リアクションペーパーを通して、私とは異なる価値観に触れたり、新鮮な視点に刺激を受けたり、興味深い意見に刺激を受けたりしながら、ボランティアの奥深さを改めて実感することができました。
立教ボラセンの取り組みの中でも特に人気を集めている「立教チームで活動する1dayボランティア」もいくつかのプログラムで活動がスタートしています。実際にフィールドに出て活動してみるとうまくいくことばかりではなく、いかないことも多いのですが、多様な人とつながり、試行錯誤しながら共にその場を創っていく時間はとてもおもしろいです。
一方で、フィールドによってボランティアへの考え方も異なり、ボランティアに求められていることも違うので、その都度「ボランティアならではのかかわりってなんだろう?」と学生と一緒に考えています。
「ボランティア活動=善いこと」と一面的に考えるのもいいかもしれませんが、あーだこーだ言いながら「ボランティアって何?」という問いに頭を悩ませたり、とりあえず現場に出て社会課題に直接触れながらそこで湧き出る感情を誰かと共有したりするのもけっこうおもしろいです。
「誰かに話したいな〜」「今まで誰にも言えなかったけれど…」「今更だけど…」といったボランティアに関する考えを語るもよし、自分に合った活動を探してみるもよし、一緒に活動する仲間を探すのもよし、みなさんの活動をサポートするのがボラセンですので、ボランティア未経験者も、初心者も、経験者もぜひボラセンをご活用ください。
みなさんとお話しできることを楽しみにしています!
池袋キャンパス ボランティアコーディネーター
齋藤 元気
■ボラセンからのお知らせ
【1】海外ボランティアの募集団体が立教大学に集結!
団体スタッフに学内で直接相談できる「海外ボランティアフェア」を開催します!!(対象:立教生)
海外ボランティア・ワークキャンプを開催しているNPO・NGO団体の方々をお招きし、各団体で募集している今夏のプログラムやその詳細を紹介していただく、「海外ボランティアフェア」を開催します。
当日は、各団体を通して海外での活動に参加した立教生にもお越しいただきますので、参加した経緯やそこでの手続き(費用、保険など…)、現地での経験談などについて質問することもできます。
「海外ボランティアの魅力とは?」「どのくらいの語学力が必要なの?」「費用はどれくらいかかるの?」…など、みなさんの疑問や不安を解消するチャンスです!
海外ボランティアに参加したいと考えている方、海外ボランティアでどんな活動ができるのか知りたい方、NPO・NGO団体に関心がある方など、まずは話を来てみるだけでもOKですので、気軽にお越しください!
池袋、新座の各キャンパスで、みなさんのご参加をお待ちしています。
【池袋キャンパス】
開催日:6月3日(月)@5号館 1階 第1会議室
▼タイムスケジュール
11:30 - 12:20 「個別相談会」
12:30 - 13:20 「各団体の説明会」
13:20 - 14:20 「個別相談会」
【新座キャンパス】
開催日:6月5日(水)@2号館 N231・N233
▼タイムスケジュール
11:30 - 12:20 「個別相談会」@N233
12:30 - 14:20 「各団体の説明会」「個別相談会」@N231
※時間によって会場が異なります。
↓↓↓ 参加団体 ↓↓↓
【2】伝統の立教キャンプ!
「農業体験in山形県高畠町」の募集説明会を開催します!
「農業体験 in 山形県高畠町」は、1989年に学生部セミナー「環境と生命」の夏季フィールドワークとしてスタートした立教大学独自のプログラム、立教キャンプの1つです。
有機農業の先駆者である山形県高畠町をフィールドに、「農」の現場を通して様々な人とつながりながら、「環境」「生命」「食」と自分たちの生き方について考えていきます。
今年度は5年ぶりに民泊が復活!有機農業に取り組む高畠町上和田有機米生産組合の方々の想いに触れながら、農作業に汗をかいてみませんか?
*プログラム概要*
活動期間:9月3日(火)~ 7日(土) 4泊5日(内、1日が民泊)
活動場所:山形県東置賜郡高畠町和田地区
受入れ先:農業組合法人 上和田有機米生産組合
募集人員:15名(本学 学部生)
参 加 費:20,000円 ※予定(往路交通費、宿泊費、食費、保険料含む)
活動内容:援農活動、民泊、高畠町の方々との交流など
まずは「募集説明会」に参加しましょう!
プログラムの詳細や昨年度の活動の様子、申込み方法などをお伝えする募集説明会を開催します。
当日は申し込み方法の詳細が書かれた募集要項を配布するほか、昨年度の参加学生に来てもらい、「どうして参加しようと思ったの?」「実際参加してみてどうだった?」「高畠での暮らしってどんな感じ?」など、参加者にしかわからない経験談について直接お聞きします。
みなさんからの質問にもお答えしますので、まずは説明会にご参加ください!
↓↓昨年度の様子はコチラ↓↓
【3】(再掲)*補助枠 残り12名分*
「ボランティアコーディネーション力3級検定費用の補助」を今年も実施します!
ボランティア活動の経験をそのままにしていませんか?
ボランティア活動に関わる中で「モヤモヤ」を抱えたことはありませんか?
「ボランティア活動ってそもそも何だろう?」「どうしたらうまくサークル運営できるのかな?」と悩んだことはありませんか?
「認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会」が主催する「ボランティアコーディネーション力3級検定」を受けることで、ボランティアの歴史や特徴について学べるほか、ボランティア活動の現場に留まらず、人と人をつなぐ場面で活用できるスキル「ボランティアコーディネーション」について学ぶことができます。
本学では、立教生(学部生・大学院生)の皆さんに対し、検定にかかる費用の一部を補助しています。
今年度は補助制度が2年目となり広く認知されてきたため、、多くの学生が補助申請をしております。補助枠は残り【12名分】となりました。
先着順で受付していますので、少しでも関心のある方は各キャンパスのボランティアセンターまでお越しください♪
※補助制度を利用するためには、受験前にボラセンでの申請が必要です。
検討中の方はまずボラセンまでお越しください。
【4】貸し出し開始図書の紹介!
ボランティアセンターでは、みなさんの活動に役立てていただくために、ボランティア活動に関する図書の貸し出しを行っています。
今回新たに、『アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』『ボランティア活動の責任』の貸し出しがスタートしました!
池袋キャンパスのボラセンで管理していますが、新座キャンパスでも貸し出しできます。借りたい方はボラセン窓口でお声がけください!
■ボラセン活動レポート
【1】立教チームのボランティアが、東京都障害者スポーツ大会の「水泳競技」の運営をサポートしました!
5月18日(土)、東京アクアティクスセンターにて東京都障害者スポーツ大会「水泳競技(知的・身体部門)」が開催されました。
本学では、「立教チームで活動する1dayボランティア」のプログラムとして同大会を支えるボランティアメンバーを募集して、当日の活動を行っています。
今回は学生13人が、立教チームとして、「誘導員(荷物運搬係)」「速報・用紙運搬員」「表彰係」「会場係」の役割を担当し、選手や競技運営のサポートを行いました!
↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓
■ボランティア関連情報
*ボランティア募集情報(学内団体)*
【1】活動体験会を開催!
募集団体:「立教学院諸生徒礼拝堂 日曜学校さゆり会」
日曜日の礼拝後に、学生が企画した遊びを通して子どもたちにかかわる「日曜学校さゆり会」では、サークルメンバーを募集しています!
団体や活動の雰囲気を知ることができる活動体験会を開催しますので、関心のある方はぜひご参加ください!
【2】「ゆるもやおしゃべり!」の参加者・運営メンバーを募集中!
募集団体:「りつろぐ」
新座キャンパスで対話の場づくりを行っている「りつろぐ」が、様々なゆるもやワードに対して、それぞれの考えを重ねるイベント「ゆるもやおしゃべり!」を開催しています。
6月のテーマは、「共感性羞恥のモヤモヤ」「見返りって求めていい?」です。
参加者はもちろん、この対話の場を運営するメンバーも募集しています。関心のある方は、「りつろぐ」のInstagramにDMを!
*ボランティア募集情報(学外団体)*
【1】「第5回LOVE OCEAN #街からのLOVE OCEAN大作戦in池袋」参加者大募集!!
募集団体:特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクト
毎年6月8日は国際海洋デー。
今年もこの日に、池袋から「海」を考える・守るイベント「LOVE OCEAN #街からのLOVE OCEAN大作戦in池袋」が開催されます!
海ゴミの半数以上が私たちの住む街からでていることを知っていますか?
海も山も川もない大都会の「池袋」ではなかなか意識しづらいこの海ゴミ問題。
池袋でゴミを拾いながら海洋保護や地球環境について一緒に考えてみませんか?
日 時:6月8日(土)10:00~(約70分間)
※受付時間 9:50〜
開催エリア:東京都豊島区 池袋駅西口周辺
集合場所:池袋駅西口グローバルリング
※「RIVIERAの青い旗」が目印
対 象:学生、教職員
■RSLセンターからのお知らせ
【1】秋学期開講科目の説明会を開催します!
2024年度の秋学期開講科目の説明会を、対面で、以下の日時・会場で開催します!
【池袋キャンパス】7月2日(火)12:40~13:10 @5222教室
【新座キャンパス】7月4日(木)12:40~13:10 @N312教室
この説明会では、2024年度の秋学期に開講される、以下全てのRSL実践系科目における「授業概要」「日程(事前学習・事後学習を含む)」「費用」をまとめてご紹介します。
「RSL-ローカル(南魚沼)」
「RSL-グローカルA(荒川)」
「RSL-グローバル(フィリピン)」
「RSL-コミュニティ(池袋)」
「RSL-コミュニティ(埼玉)」
秋学期に、RSL実践系科目を履修予定の皆さんは、ぜひご参加ください。
■陸前高田サテライト事務局からのお知らせ
【1】陸前高田サテライト援助金制度を利用して、陸前高田グローバルキャンパスに行ってみよう!
立教大学には、岩手県陸前高田市にサテライトキャンパスがあることをご存知ですか?
2017年4月、陸前高田市協力のもと、岩手大学と協働で開設した交流活動拠点「陸前高田グローバルキャンパス」を設置しました。
陸前高田市の皆さんと、立教大学の学生・教職員が、共に考え、学ぶことを通じて、復興の道を歩む希望を一緒に見出しつつ、育っていくための場と位置づけ、様々な活動を展開しています。
▼陸前高田グローバルキャンパスの詳細はこちらをご確認ください。
(グローバルキャンパスHP:https://rtgc.jp/)
立教大学では、本学の学生及び大学院学生が陸前高田グローバルキャンパスを積極的に利用できるよう、一定の条件を満たした場合に、学生の皆さんの交通費・宿泊費の一部を経済的に援助することを目的として、「立教大学陸前高田サテライト利用に係る交通費及び宿泊費援助金」制度を導入しています。
2023年度は、【189名の学生】がこの制度を利用して、陸前高田グローバルキャンパスを訪問しました。
援助金は、サークル、ゼミはもちろん、個人やグループでの申請も可能です。 陸前高田市に行ってみたい、復興やその後のまちづくりについて学びたいと思っている皆さん、ぜひ同援助金制度を積極的に活用して、陸前高田グローバルキャンパスを訪問してみませんか?
↓↓詳細は、陸前高田サテライトのHPをご確認ください↓↓
■□■ 巻末コラム ■□■
ボランティアセンターの副センター長の結城です。僕は、全カリ科目『ボランティア論』のコーディネーター教員も担当しています。
最近、学生たちと関わりながら思うこととして、「新聞」を読まない学生が多いことを危惧しています。インターネットの情報は、自分が検索した内容に類似する情報が大量に寄ってくるようになっていますよね。そのため、うっかりすると自分の興味関心のある範囲だけの情報で埋め尽くされてしまうように感じています。つまり、思いがけない意外な情報による新しい発見や知見に乏しくなるような気がしています。
ボランティア活動というのは、自分にとって未知なことに向き合うという「予期せぬ出来事を経験すること」の中にその醍醐味があるのだと思います。その意味でも、知らない世界へ、一歩踏み出す勇気が必要なのだと思います。
まさに、寺山修司の名言「書を捨よ、町へ出よう」を真似て、僕は「スマホを置いて、見知らぬ街に出てみませんか」という言葉をキャンパスを行き交う学生たちを眺めながら届けたくなりました。
結城 俊哉
(ボランティアセンター副センター長/コミュニティ福祉学部 特別専任教授)
立教大学ボランティアセンター
池袋キャンパス(5号館1階)/新座キャンパス(7号館2階)
※開室時間:月~金曜日 の9:00~17:00
ボラセンWebページ
メールアドレス:volunteer@rikkyo.ac.jp
X(@rikkyo_volucen) Instagram YouTube