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「東京マラソン2023」に立教大学チームがボランティアとして参加しました!

3月5日(日)に開催された「東京マラソン2023」を支えるボランティア活動に、立教大学チームとして参加しました!
当日は立教生25名、ボランティアセンタースタッフ3名が2つのグループ(担当場所)に分かれ、マラソンフィニッシュエリアでの手荷物返却を行いました。

東京マラソン=東京がひとつになる日?

東京マラソンは、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)という世界で最も有名で大規模な6つのマラソン大会(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソン)の1つです。
これらの大会では、ポイントを獲得することができ、そのポイントにより賞金も発生するので、世界中からエリートランナーが参加します。

さらに、エリートランナーだけでなく、6大会の全てを完走したランナー(Six Star Finisher)には、その素晴らしい功績を称え、各大会での記録が入った名前入りの完走証「AbbottWMM Six Star完走証」が発行されるため、世界中からマラソン愛好家も集まります。

大会当日は、38,000名(マラソン:37,500名、10.7km:500名)のランナーだけでなく、様々な役割で大会を支えるボランティア、そして沿道で応援する観客など、多くの人が集い、この東京マラソンを盛り上げるため、まさに「東京がひとつになる日」となるのです。

マラソンコースは、START:東京都庁〜水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷〜FINISH:東京駅前・行幸通りとなっており、普段多くの自動車が行き交う都心の道路を走ることができるため、ランナーにとってはなかなか当選しないほど倍率の高い、憧れの大会です。

コースマップ(東京マラソン2023Webサイトより)

東京マラソンの「ボランティア」

特に、東京マラソンを支えるボランティアはホスピタリティあふれる東京マラソンの象徴のような存在と言われており、事前の「ランナー受付」や当日のスタートエリアでの「入場時手荷物サポート」「出発誘導」、コース内での「給水・給食の配付」「コース管理」、フィニッシュエリアでの「ドリンクや給食物、ランナーローブ、完走メダルなどの配付」「ランナーの案内・誘導」「手荷物返却」など、スタートからフィニッシュへ続く長い道程の様々な場所で、あたたかい心と笑顔でランナーを支えます。

立教大学での募集説明会の申し込みはなんと、196人!

立教大学では、この東京マラソンをボランティアとして支えるために、チームエントリーを行いました。当選した人数は30名、役割はフィニッシュエリアでの手荷物返却に決まりました。

早速メンバーを募集するために、池袋・新座の両方で募集説明会を実施したのですが、その申し込み者はなんと196人!
急遽会場を規模の大きな教室に変更したり、オンライン参加を促したりするなどの対応が必要になり、立教生における東京マラソンやスポーツボランティアへの関心の高さを実感しました。

その後、公平に抽選を行い、30人(学生27人、ボランティアセンタースタッフ3名)が立教チームのメンバーとして正式に決定しました。

事前説明会で準備完了!

「東京マラソン2023」の開催日前日となる3月4日(土)には、池袋キャンパスで「事前説明会」を実施し、メンバー同士の顔合わせや当日の活動内容、それぞれの動きの確認を行いました。

前半は、チームリーダーの2人が別日に開催された「活動別ボランティア説明会」に出席し、そこで確認した活動内容の詳細をチームメンバーに共有した他、当日使用するウェアや帽子、ナップサックなどのグッズ配付を行いました。

前半:活動内容の共有

後半から活動グループごとに分かれて、アイスブレイクを通して互いの名前を覚えたり、手荷物返却時の並び順などを確認したりしました。

「今回が初めてのボランティア活動」という方が多くいましたが、当日の動きを丁寧に確認したり、活動前にともに活動するメンバーと顔合わせをしたことで安心した様子が見られました。

後半:活動グループ別のアイスブレイク

いよいよ東京マラソン2023当日!

当日は、残念ながら学生2人が欠席となってしまい、立教大学チームは28人となりましたが、活動場所である「大手町プレイス カンファレンスセンター」に集合し、フィニッシュしたランナーへの手荷物返却の活動を行いました。

最初の活動は、スタート地点で預けられた荷物の整理です。
運送業者によってカゴ台車で運ばれてくる1400人分の荷物を、返却しやすいように番号順に並べ替えます。重い荷物もあるため大変な作業なのですが、2人1組になり、協力し合いながらスムーズに作業を進めていました。

14時前後から少しずつランナーが到着し始めたため、荷物の返却を開始。取り違えのないようにアスリートビブスの番号と荷物番号が一致していることを確認して返却しました。
実際のゴール地点から手荷物返却の場所までかなり距離があったため、ランナーの方々は寒さで体を震わせている状態だったのですが、学生たちは単に荷物を返却するだけでなく、労いの言葉をかけながらその到着を迎えるなどして、心温まるような雰囲気を作り出していました。

大勢のランナーが一気に押し寄せるような場面もありましたが、学生一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら丁寧に対応しており、特にトラブルが生じることなく、無事に全ての手荷物を返却することができました。

途中から他大学のチームが担当していたエリアに応援に入った学生もおり、立教生以外のボランティアの方とも協働しました。
最後の振り返りでは、「初めてのボランティア活動」という学生も充実した活動ができたことを話しており、自信に満ち溢れた表情をしていました。

活動後に撮影した集合写真

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