GL101 SA体験談（石岡莉緒さん）

今回は、春学期のGL101でSAを務めてくださった石岡莉緒さん（文学部文学科英米文学専修3年）のSA体験談をご紹介いたします。
GLPだけでなく、陸前高田プロジェクトやキャンパスツアーなど様々な場所で活躍されている莉緒さん。SA体験を通してどのような学びを得たか、記事を書いていただきました。

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　私はGL101のSAを通して、他者視点を持って「協働」する大切さを学びました。受講生や教員、授業運営に関わる学生を含めると、GL101は約500人の大きな組織です。さまざまな立場の人が関わる組織では、他者視点を持って行動することが求められます。例えば、授業準備では「受講生にとって分かりやすいか？」「今受講生に必要なことは何か？」などと常に受講生目線に立って考えていました。

　しかし、初めから他者視点を持って協働できていたわけではありません。それまでは、CA(授業のコンテンツを作る学生スタッフ)の提案に疑問を持ったとき、私はただ単に反対意見を述べていましたが、問題の解決には繋がりませんでした。当初は意見の違いに戸惑うこともありましたが、GL101の授業運営に真剣に取り組む中で、私だけでなくGL101に関わっている全員が、より良い授業を作りたいという思いを持って行動していることに気がつきました。そこで私は、これまでよりも他者視点を意識し、CAや他のSAが、その意見に至った背景を一歩踏み込んで考えるようになりました。
　このように、相手が提案した意図や気持ちを汲み取りながら発言できるようになったことで、自分も新しい視点を持つことができました。さらに、他のメンバーを柔軟にサポートする力もつきました。

　他者視点を持って「協働」する力は、今後どんな組織に行っても必要な力です。SAの経験を通して得たこの力を活かし、広い視野を持ち多様なメンバーを繋ぐグローバルリーダーになりたいです。

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