20180531カバー

【初心者向け】お手軽一眼レフマニュアル撮影方法

こんにちは、Ouiです。
ずっとZINEにしたいと思っていたけれど、noteにまとめればいいじゃない。
と思って書いてみました。
一眼買う予定の友達に向けてでもあります。
これ見ておけばなんとなく一眼撮影出来るよ。
カバー写真は猫だけど、今回はポートレート向け。
しかめっつらだけど可愛いよ猫。

★ターゲット
初めて一眼レフを持つけど、せっかくならオート以外でも撮りたい
綺麗にポートレート撮影をしたい

★改めて筆者プロフィール
割とオタクの30代女性
2006年頃からコスプレを始め、デジタル一眼レフを購入
フィルムカメラは大学時代に父から教わり現像なども行う
2011年からECサイトのカメラマンを5年経験
転職に成功し、これからWebデザイナーになりそう
完全なるプロカメラマンではないのであしからず

目次
1.ポートレート(人物写真)を撮るコツ
2.ファインダーを覗いたら、メモリを見ろ
3.数打ちゃ当たる、デジタル一眼はこわくない

1.ポートレートを撮るコツ

ポートレートでよく見るのは、女性が被写体のもの。やはり彼女たちが気にするのは、肌の明るさ。なので、写真を気に入ってもらいたい場合は、肌をちょっと明るめに撮りましょう。

でも、オート撮影だと、なかなか好みの明るさに撮れないし、撮るたびに色合いや明るさが変わりませんか?
マニュアル撮影ならその問題は解決します。

マニュアルは、その場の光を取り込む量をあらかじめ自分で決めて撮影する撮り方。一度決めれば、よほど日向や日陰に行かなければ同じ明るさの設定で撮影を続けられますよ。

レンズの選び方ですが、F値が明るい(数値が小さい)ものがポートレートには向いています。私はNikonの30mm/F1.8の単焦点レンズをよく使っています。ズーム出来ないけど自分で位置移動すればいいと思っています。

2.ファインダーを覗いたら、メモリを見ろ

さて、明るく撮るにはどうすればいいか。
大事なのはこの2つです。

ピントを合わせる場所
露出のメモリ

これにはカメラの設定が少々必要。ピントを合わせる場所に露出を合わせるように設定します。測光モードというやつですね。これを「スポット測光」に選択すればOKです。詳しくはカメラの説明書を見れば、きっと載っています。

さあ、これが設定出来たら実践です。

まずはカメラのファインダーを覗きましょう。下の方にメモリがありますね。

ポートレートということで、まずは絞りの数値を決めます。絞り=F値、というと難しい気もしますが、要するにこの絞りの数値が小さいほど背景のボケ感が出る要素です。また、小さければ手ブレもしにくいのが嬉しい。カメラのマークで、たまにこういう記号を見たことはありませんか?

これが絞りの構造なんです。羽が回転して真ん中の穴の大きさが変わるイメージ。カメラの中にはこれが入っています。

数値をF2くらいに小さくして絞りの穴を開けば少しの時間(シャッタースピード)で多くの光を取り入れます。
逆に数値をF16とか大きくすると、絞りの穴は小さくなる。同じ時間のシャッタースピードでは光が足りず、暗い写真になります。カメラの露出には「水とコップ」の有名な例えがあるので、気になる方は調べて見てください。
そしてF値が大きいと、ボケ感は少なく、全体にピントが合うようになる。
自分の目で考えると、目を細めると遠くが見やすくなりますよね。そんなイメージ。説明が間違ってる可能性あるけど、イメージです。本職の人に怒られそう、ごめんなさい。

ということで、F値をお好みに変えます!小さすぎるとボケボケの写真になるので注意して下さいね。私はF3.2くらいで撮ることが多いです。参考まで。

そして次はシャッタースピード。

ここからが、この記事で言いたいことです。

ピントを被写体のお顔に合わせてください。下のメモリがありますね。そのままの位置でシャッタースピードをダイヤルで変えていきます。メモリの位置が動いていきますね。いつまでたっても動かない場合は反対側へ回します。
このメモリを、プラス側に1メモリか2メモリのところへ持って行きます。この間、ピントの場所は絶対に変更しないこと。腕の筋肉使いますが、写真のためです。

メモリの位置が決まったら、シャッターを切ります。

3.数打ちゃ当たる、デジタル一眼はこわくない

先ほどシャッターを切りました。液晶画面を確認します。明るすぎるな、と思ったら、メモリを1メモリマイナス方向へ移動します。暗いなら、プラス方向へ。
そして、また撮影して、納得いく色合いの写真になるまで試すのです。
あくまでポートレートはちょっと明るい方がモデルさんが喜ぶよ、という事であって、本来ならメモリは0が基本です。

まとめ

もちろん、絞り(ボケ感)も自由に変えられます。適正露出にしたければ、メモリ位置を真ん中に設定すれば、レタッチする時に色の補正がしやすくなります。メモリをマイナス方向に移動すれば、雰囲気が変わって暗めの夜のような写真にする事も可能になります。

昔ながらのフィルムカメラと違って、デジタルカメラは何度でも撮り直せるようになりました。失敗したら削除だって簡単。SDカードの容量も今の時代大きくなったので、1枚のカードで1000枚以上撮れます。

次回も、個人的に掴んだ撮影のコツについて書けたら、と思っています。趣味で球体関節人形の撮影もしています。お人形撮影についても書きたい。

以上、ありがとうございました!

サポートありがとうございます。このサポートはきっと画材に変身します。