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STRAYMでアート投資をはじめた話

みなさん、アート投資をご存じですか?

わたしは先日、STRAIMというサービスでアート投資を始めました!

今回は、STRAYMにおけるアート投資のはじめ方や、購入方法などをお伝えします。

STRAIMはどんなサービス?

まずはSTRAIMがどのようなサービスなのかお伝えします!

サービスの大まかな流れは下記の通りです。



①コレクターから作品がSTRAYMに出品

②作品のオーナー権は100円でSTRAYM上にて分割

③公開されたオーナー権を購入してオーナーとなる


オーナー権はSTRAYMのマーケットを通じて売買でき、オーナー権を100%購入することで現物の作品を受け取ることもできます。


( 引用 : 公式サイト https://straym.com )

このように、STRAIMではオーナー権を分割しているため少額でアートの一部を保有することが可能です。

では、次はどのように購入するのか見ていきましょう!

購入方法は?

おおまかに説明しますと、

① アカウントの作成
② 入金
③ オーナー権の購入

この3つの流れです。

①アカウントの作成

アカウントの作成では、個人情報を入力し本人確認書類の写真を撮ってアップロードします。

口座開設は3営業日ほどで完了するようですが、私は申込みの次の日にはもう開設できていました。

②入金

次に取引するためのお金ですが、ここではSTRAYMの口座に振り込みをする必要があります。

指定された口座に振り込みをすると1日程度で入金処理が完了し、取引ができるようになります。

(私は今回お試しだったので1万円入金しました)

③オーナー権の購入

ここまで完了したらオーナー権を買い注文していきます!

取引方法は成行注文指値注文があり、24時間取引可能なようです。

投資経験のある方はご存じかと思いますが、念のためご説明します。

成行注文は、自分が買いたい値段を指定せずに注文する方法なので、その時に売りに出されている最も安い値段にて注文が成立します。

そのため、自分が思っていた値段以上で売買が成立する可能性があります。

購入画面は下記の画像の通りです。

成行注文の際に注意して頂きたいのが、「概算」に提示される価格で売買が成立するとは限らないということです。

この概算価格は現在価格で計算されていますが、現在価格よりも売り注文に出されている価格が高いこともあります。

そのため購入画面下部にある板を見て取引するようにしましょう。

この時は180円の売り板に222枠ありましたので、成行注文でも概算価格通りに売買できそうでした。

もう1つの方法は指値注文でしたね。

指値注文ならば、自分が指定した価格で購入することができます。

しかし自分が買いたい価格で売りたい人がいない限り、注文は成立しません。

私は今回、140円で30枠の指値注文をしてみました。

先程の板の画面から考えると、すぐには成立しない値段ですね。

このように、指値注文であれば自分が買いたい値段でのみ取引が出来るので、リスクを抑えることができます。

以上、2つの注文方法を説明しましたが、私の指値注文はどうなったと思いますか、、、?

実は注文から5時間後に一部取引成立しておりました!

このようにして、オーナー権が購入できますと保有アートの画面から確認できるようになります。

10枠しか購入出来ていないので、保有総額が超少額ですが、、、(笑)

このようにしてアカウント開設から購入まで出来るのですが、とても簡単ですよね。

誰でも簡単に取引開始できると思います。

値動きは?チャートは見れるの?

過去の値動きが確認できるようなチャート等は無いようなので、私が観察した範囲での値動きをお伝えしますね。

私が購入したバンクシーの作品は、今のところそこまで値動きが無いように思います。

それとは別に、先日新たに公開された作品があったので、公開直後からの値動きを少し追ってみました。

11月25日の19:30から販売開始したのですが、その後の値動きを簡単にグラフにしますね。

(時巻軸が適切でないので、おおざっぱに見ていただけると嬉しいです、、、)

公開価格は1枠100円とのことなので100円からスタートします。

公開から1~2時間後にはかなりの高値をつけていますね。

やはり、株式投資におけるIPO銘柄と同様に、公開直後は価格が上昇するようです。

そこからは徐々に下落していますね。

1週間ほどたった今の価格は155円まで下がってしまいました。

もっと多数のアートの値動きを調査する必要性はありますが、公開直後のアートは値動きが激しいと捉えることができそうです。

STRAYMのデメリットは?

最後に私が感じた、STRAYMのデメリットをお伝えします。


・板が薄く取引量が少ない

先程、売買の板画像をお見せした通り板がとても薄いです。

板が薄く取引量が少ないということは、市場参加者が少なく正常に機能していないということですよね。

自分が取引したい時に思うような値段で取引するのが難しいです。

今後、利用者が増えていけば取引量も増えるとは思いますが、現時点では資産として保有するには不安定性があると思います。

・STRAIMというサービスが持続可能か不明

株式投資では個別の株で、上場廃止のリスクはあるものの取引所自体が閉鎖されるということはまずないでしょう。

しかしSTRAYMで取引する場合は、サービス自体が廃止される可能性があります。

そのようになった場合、運営会社がアート作品を売却及びオーナー権の買い戻しに努める、と利用規約には記載されています。

運営会社が作品を売却した場合、諸費用を除いた売却益を等分した金額で買い戻されるようですが、元本が確実に確保されるとは言えませんね。

・チャートがなく価格の推移が不明

これは株式投資等に慣れた人にとってはかなり不便と感じるのではないでしょうか?

分析できるほどの取引量もそもそも無いと思いますが、大まかな価格の変化は知りたいところですよね。

今後のサービス拡充に期待したいです。

・取り扱い作品量が少ない

現時点では、15作品のみしか取り扱い作品がありません。

選択肢が少ないと、買いたい作品が無いということになりかねません。

しかし、着々と作品量は増えてきているようなので、その増加とともに利用者も増加すればサービスとしての安定性にも期待できるようになりますね。

まとめ

以上、取引方法からデメリットまでお伝えしてきました!

デメリットのみを取ると、あまり良いイメージは持てないかも知れません。

しかし、高価なアート作品が100円という少額から取引できたり、ブロックチェーンが活用されている、という点はやはり興味深く注目度は高いと思います。

またアート投資の妙味についても考えると、個人的には今後も情報を追いかけたいですね。

アート投資に関してもっと知りたいと思った方は、こちらの本でアートへの投資方法が紹介されていますのでご参考までに。

「教養としてのアート 投資としてのアート」

ちなみにこちらの書籍ですが、Instagramで紹介しましたのでもし興味があれば、、、

以上、長々と読んでいただきありがとうございました!

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