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飼い猫の僕は君の隣りで夢を見る

猫の1歳は人の18歳。
連れてこられて1年目の朝、猫の願いが叶った。
『お前が人間ならいいのに…』そう言った彼女の呟きがいつの間にか猫の願いになって…。
叶った朝の風景を書いたもの。
ずぶ濡れで帰ってきた夜、その日から彼女との時間が増えた。
それは、彼との別れを意味する。
猫は部屋で過ごす2人をずっと見ていた。
だから、可愛い声で泣く彼女の事もずっと見ていた。
人間になったから、全部自分のものにしたい。
慰める事も、癒す事も、ハグもキスも。
そして…。
でも、猫だった自分は何も知らない。
だから、教えて?そう言った猫に彼女はいきなり…。
年下を意地悪く可愛がる。
今までは知らない彼女の一面を知ったり、
猫に戻らないで欲しい気持ちを知ったり。
1歳の誕生日の夜に猫が見た夢で、2人の願いが叶い、
イチャイチャする…というお話。

 ❥❥ 飼い猫の僕は君の隣りで夢を見る

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