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森下治という堅実な男について

プロローグ

皆さんこんにちは。
今年も授業が開始しました。
対面授業でしっかりと講義を受講するのは、なかなか新鮮なものですね。

昨年も些か対面授業を履修していましたが、週に2回ぐらいの頻度でそれ以外は全てオンラインでした。
そのうえ大学も通う人が少なく、平日も静かな雰囲気でした。

ただ、今期から対面授業がメインになるととんでもなく、学生が増えて1年生の何もなかった時期がフラッシュバックしました。
正直オンライン授業の方が楽なのですが、ずっと部屋にいるのも引きこもってしまうので、この当たり前の生活スタンスに慣れていきたいですね。

ちなみにこの私の履修はというと、今期は6単位で週2日、合計3つの授業という履修です。
金曜日から火曜日まで怒涛の5連休です。
後輩の皆へ、真面目に単位を取っておくことをおススメします。

ということで今回は3年生森下治について執筆しています。
彼は鹿児島県の屋久島出身です。
この駅伝部から最も遠い場所から来ました。
そんな彼の良さをご紹介していきたいと思います。

では本題へ。

プロフィール

・鹿児島県出身
・屋久島高校卒
・創価大学 経済学部 三年生
・5000m 14'22
・10000m 29'36
・第97回箱根駅伝エントリーメンバー補欠
・激坂王2年連続出場

上記が主なプロフィールです。
彼は鹿児島県の屋久島からやってきました。
屋久島といえば縄文杉が世界遺産としてあり、観光地として有名ですよね。
ただその縄文杉への道のりは、彼曰くかなり険しいらしいです。

私も行ったことが無いので、体力があるうちに一度は訪れたいと思っていて、なんなら引退した後直ぐに行ってもいいのかなと思ったりもしています。

高校は屋久島高校で競技をしていて、監督である榎木さんの目にとどまり、創価大学の門を叩いてきました。
入学後の成長は凄まじく、一年生の秋シーズンに自己ベストを連発し、10000mでは、高校時代5000mの自己ベストが15分台だったのにも関わらず、29分台をマークしました。その伸び代と上り坂が得意という二つが評価され、一年生で箱根駅伝のエントリーメンバーに入るまで成長しました。
箱根駅伝出走とまではいきませんでしたが、2020年の一年間で最も成長したと言っても過言ではありませんでした。

5000mは昨年の11月末に出した記録です。
10月まで中々思うような結果が残せず、夏合宿でいい練習ができていた分、悔しい結果が続きました。
ただ、11月末に行われた5000mの記録会では、前半から先頭の方で積極的なレースを展開して、PBを更新しました。

10000mの記録は昨年末に出した記録です。
以前までの自己ベストが1年生の際に出した29'58ぐらいで、そこから何度か10000mには出場しましたが、自己ベストは更新することができていませんでした。
そんな中々上手く走れていなかった10000mですが、昨年末の記録会では前半から落ち着いて入りいい集中力を保ちながら走れていました。
後半に差し掛かりきつくなってきますが、持ち味の粘り強い走りをし、自己ベストを20秒ほど更新しました。

このレースを現地で見ていましたが、いつもだと固くなってしまうところをいい動きで走れていたので、自己ベストは出るだろうなと思いながら見ていました。
まあ彼が着替えに時間がかかってスタート時間が少し遅れたことは内緒にしておきますが…笑

あとは激坂王に二年連続で出場しています。
三上さんの後釜を担えるか…
今年の彼の成績から目が離せませんね。

👆奇抜な格好で先頭を引く姿

彼の中身について

1.スーパー真面目

一つ目はスーパー真面目です。
森下治=真面目というようなイメージが定着しています。
ここまで真面目な人は中々見たことないですね。
責任感が人一倍強く、些かな失敗でも深く反省をします。

そのうえ練習に対する姿勢が素晴らしく、こつこつと積み上げ継続して練習することができます。
その姿勢はスタッフ陣からも認められていて、一目置かれています。

ただ、真面目過ぎるが故というか…
意外と適度に手を抜きつつ、締めるべき時は集中して行った方が、作業効率が良かったり、自分のマインドを上手にコントロールすることができたりします。

彼は上記にも綴った通り、責任感が強いです。
責任感が強く真面目な人には、よく仕事や頼みごとをされやすく、彼もそのうちの一人です。
仕事を頼まれることは人に信頼されている証拠でもあるので、悪くないことではありますが、気付かぬうちに自分自身へのストレスが積み重なり、キャパオーバーしてしまうことがあります。

彼もそうなってしまい潰れてしまったら本末転倒なので、適度にコミュニケーションを取って見守っていましたが、入寮当初に比べて自分を主張することができるようになり、これなら大丈夫かなと成長をほのぼのと最近感じています。
今となっては、彼から話しかけてくれるようになってくれて、おじさんはとても嬉しい所存でございます。(生まれ年はお互い同じ2001年ですが…笑)

この真面目な姿勢でこれからもチームの鑑となって欲しいですね。

👆意外と仲の良い濱野さんとのツーショットを

2.気持ちを前面に出す走り

二つ目は気持ちを前面に出す走りです。
というよりかは、気持ちを全身で体現する走りと言った方が正しいかもしれませんね。
タイトルの画像のように、思わず応援したくなるようなそんな走りをします。

普通の選手だったら、気持ちが切れてもう無理だと諦めてしまう所を彼は最後まで気持ちを切らさず、最後までまさに氣の籠った走りをします。

榎木監督がよく仰っている走姿顕心という言葉があるように、走る姿が彼の良さを全部引き出してくれます。
どんなにきつくても最後まで諦めず、粘りの走りをする姿は心を動かされると思います。
ぜひ記録会などで、有観客で会場に入れる様になったら彼の走りを一目見て欲しいなと思います。

なんかここだけ短いですね。
決して彼の走りがこれだけしか魅力がないという訳ではないので、ご理解の程よろしくお願いします。笑

☝️激坂王スタート前の様子

3.一発ギャグがハイセンス

三つ目は一発ギャグがハイセンスです。
ここまで真面目で走る姿が魅力的というような内容を綴り、彼の人柄の良さをご理解して頂けたかと思います。

ただ、他にも私が彼の好きなストロングポイントがあり、面白いという点です。
その代表例として、一発ギャグが面白いということで…創価大学駅伝部では具体的にはお伝え出来ませんが、年に二回ぐらい一発ギャグを披露する機会があります。

そんな死んでも回避したいぐらい嫌な一発ギャグですが、創価大学駅伝部の絶対的エースがなんと彼なんです。
ここまで綴ってきた内容をいい意味で裏切るような、所謂ギャップというやつですね。
毎回彼が披露する際は、必ず全員が笑います
年々彼に対するハードルが上がっているはずですが、そのハードルを普通に越えてきます。
つまり、普段から脳内で面白いことを考えているので、恐らくできるのだと思います。

無論、一発ギャグだけではなく以前紹介した溝口泰良より遥かにトーク力もあり、一緒に話していても面白いです。

あと8ヶ月弱の短い期間ですが、これからも面白い思い出を創れたらいいなと思います。

👆真顔の写真を一枚

エピローグ

ということでいかがだったでしょうか…
他にも月間陸上で紹介されてるように絵が上手であったり、毎日ホワイトボードに名前を更新する係を自ら率先して行ってくれたりと、好奇心旺盛な面や継続して何かを行うことができたり、他にも沢山魅力的な部分が多々あります。
ただ、既に3000字を超えたので、この辺に抑えておきます。

以前からずっと競技面だけでなく、彼の人間性の良さを紹介したかったので、私も大変満足でございます。

今年の彼の成績から目が離せませんね…
乞うご期待を!

今回も読んでいただきありがとうございました!

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