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紛失した財布が戻ってきた話

今日は紛失した財布が手元に戻ってきた話です。

なんの前触れもなく警察から電話がありました。

「落とされた財布が届いているので、取りに来ていただけますか?」

私はびっくりして声が出なかった。

それはちょうど1週間前のことだった。私は外出するときに、財布がないことに気づいた。やってしまった。財布には現金5000円、クレジットカード、キャッシュカード、身分証、完全にやらかした。。。。一体どこで。。。

急いで交番に届け出を出したものの、

「まだそれらしきものは届いてないみたいね〜、見つかるといいね」

担当してくれたおいちゃんは、少し気を遣ってくれているようにも感じた。

とりあえず、クレジットとキャッシュカードを差し止めた。何もかも初めてだった。

「まあ落ち込んでもしょうがないし、、、勉強になったからいっか笑」

いつものようになんとかポジティブに捉えて、日常に戻ったのだった。もう帰ってこないものとして。

それがなんと戻ってきたのだから、びっくりたまげた。

些細な出来事だったかもしれないが、自分にとっては色々と考えさせられるきっかけとなった。

日常の幸せは、不幸になって初めてわかるものだ。財布をなくして、いかに普通に生活できていることがありがたいことかを感じた。高校2年生の時、私は骨折したのだが、その時も、怪我なくいきていることが幸せだったんだと感じた。

だから、日々何もないように思える日常も、実は大切な時間なのかもしれない。

そして、日本の人(総じてとは言い切れないが)は本当に親切な人がいるんだなあと実感した。話としては、「日本人は落とし物が届けてもらいやすい」とよく聞くことがあったが、実際に自分の身に起きると、とても嬉しい気持ちになった。

今回受けた恩は、次困っている人がいたら、そのバトンを繋ぐかのように広めていきたいと思う。この『Payforword』の考え方は、これからも人生の基軸にしていこうと、改めて心に誓った、そんな1日になった。


皆さんにもこれまで、何か深く考えるきっかけはありましたか?

たまには一人で何かじっくりと考える時間も、取ってみると良いかもしれませんね

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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