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「あの人」の期待を満たす必要はない 本当の自由への3ステップ

こんにちは。rikishinです。
あなたは、他人からの評価ばかりを気にしていませんか?
他人からの視線を意識しすぎて、あなたの「本当にやりたいこと」が出来ていますか?
例えば、今着ている服は、あなたが本当に着たい服ですか?
今の髪型やメイクは本当にあなたの本当にやりたいことですか?
読み進めて頂くと、あなたの心のもやもやが晴れ、「本当の自由」が見つかるかと思いますのでどうぞご覧いただければ幸いです。

1.「あの人」の期待を満たす必要はない


あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、わたしも他者の期待を満たすために生きているのではない。


家族・学校・職場・・・人間は一人で生きていけない以上、必ず自分以外の他人と関わって生きていく必要があります。
他人と言っても十人十色、日本人もいれば外国人もいて、多種多様な風習や考え方があります。
「10人いれば、何をやっても1~2人には好かれるし、逆に何をやっても1~2人には嫌われる」
というように必ず一定数のアンチは存在するのです。
何をやっても一定数のアンチが存在するということは、「あの人」の期待を満たす為の行動ではなく、「本当に自分のやりたいこと」を行うべきなのです。
なぜなら、


「あなたが他者の期待を満たすために生きているのではない」のだとしたら他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」


のですから。(嫌われる勇気:哲人の名言から引用)
「=他者が自分の思い通りに動いてくれなくても、怒ったりしてはいけない。それが当たり前。」に繋がるのですがそれはまた、別記事で深堀りして行きたいと思います。

「他者の期待を満たし続ける人生」「他者の人生」を歩んでいることと同じです。
あなたは「あなたの人生」を歩んでいいのです。

2.「ほめられること」が目的になってないか?


上司や同僚からほめられることで、自分の存在価値を認めてもらえると嬉しいですよね?
そのことを一般的には「承認」といいます。
人は誰しも他人に認めてもらおうとする「承認欲求」という欲求を持っており、私も以前は承認欲求の塊でした。
しかし、承認欲求を求めすぎると、「ほめられなければ何もしない」という「承認欲求の奴隷」を生み出してしまうことも多々あり、私自身それでマネジメントに苦労した経験もあります。
具体的に例を挙げると、
誰から言われるでもなく、事務所の掃除をしてくれているAさんという方がいました。
最初はみんなから「ありがとう!」「Aさんが出勤の日はいつも事務所がキレイだよね」と褒められ、日々頑張ってくれていたのですが、月日が経つと周りの同僚達はそれが当たり前になり、Aさんに何も言わなくなったのをきっかけにAさんは事務所掃除をやめてしまいました。

Aさんはみんなから「ほめられること」「目的」として事務所掃除をしていたので、みんなからほめられなくなったら事務所掃除をやめてしまったのです。
つまりAさんは他者の目を過度に意識し、他者の期待を満たす為に行動をし、承認が得られなくなったのでやめたのです。
これが先述した「承認欲求の奴隷」の実態です。
人によっては自らやりだしたことにも関わらず、誰からも承認を得られず、憤慨するような方も同じく「承認欲求の奴隷」です。
もしAさんが他人からの見返りを求めず、本当に事務所掃除をやろうと自分で選択・決心したのであれば、周りからの「ほめられること=見返り」がなくても事務所掃除をやめることはなかったでしょう。
このような方はあなたの周りや部下にもたくさんいるのではないでしょうか?
余談になりますがこのような人を作り出しているのは不用意に「ほめて伸ばそう」としているあなたにも責任があるかもしれません。

管理職とは・・・毎日の仕事が楽しくなる方法


3.本当の自由への3ステップ


1.原因論ではなく、目的論に切り替える

原因論とはどういうことかというと、例えばいつも怒鳴りつけてばかりいて、自分では何もせず、面倒な仕事は全て部下に丸投げする上司がいたとしましょう。
その部下Bさんはいつも上司のグチばかりこぼしており、「あの上司がいるから自分の仕事が進まないのだ」と言っている。
Bさんは「自分の仕事が進まない原因がダメな上司にある」
これが「原因論」の考え方です。

対して目的論とは「Bさん自身」「仕事をしたくないから自らダメな上司を作り出している」あるいは「できない自分を認めたくないから、自らダメな上司を作り出す」という、その先の目的が根底にある考え方です。
要するに、
「原因論=出来ない原因を探すこと」
「目的論=出来るように目的や理由を探すこと」

原因を特定することも大事ですが、どちらかというとネガティブな意見が多くなります。
目的論はあくまでも「自分がどう思うか?自分がこれを出来るようにする為にはどうしたらいいか?」という他者からの評価でなく、良い意味での自己中心的かつポジティブな思考です。
誰かのせいにするのではなく、あくまでも自分がどう考えるのかで、後述する「選択」に大きな影響を及ぼします。

2.課題の分離を行う

課題の分離とは要するに、
「自分が変えれる範囲=自分の課題」
「自分に変えることが出来ない範囲=他人の課題」
のことで、そこを明確に分離しなければ、変に他人を変えようとしてしまい、結果的に「他人の人生」を生きることになってしまいます。
例えば「あの人身長高くてうらやましいなぁ・・・」は自分の身長を成人後、伸ばすのは困難なので、「自分の課題」ではありません。

むしろそれはあなたが「他者と比較し、他者の評価」を気にしている何よりの証拠です。

「変えられないもの」に執着するのではなく、眼前の「変えられるもの」を直視するのです


課題の分離については別記事を用意しておりますのでこちらをご覧下さい。

全ての悩みは対人関係-嫌われる勇気1

3.自分の信じる最善の道を選ぶ

人生は常に選択の連続です。
朝ご飯や今日の洋服のように簡単な選択から、結婚や転職、大きなビジネスの商談など、人生を左右する大きな選択もあります。
その時に何よりも一番重要なことは「自分で信じる道を選択すること」です。
既にその道を歩んでいる先駆者の方々の意見を取り入れたり、色んな人に相談するのはOKですが、「○○さんの意見に従いました・・・」「○○さんから言われたから・・・」ではなく、あくまでも「自分で選択をする」ということが重要です。
自分で選択をしなければ、あなたは他人の人生を生きているのと何も変わりませんし、他人の人生を生きている限り、本当の自由は訪れません。
自分の信じる道を選ぶ際に、周りの人や家族からでも反対意見は必ず出ると思います。
ですがそこは「課題の分離」です。
あなたがどう選択するかは「あなたの課題」であって「他人の課題」ではありません。
目的論で思考すれば、あなたにとってどんな選択をしても後悔することはないでしょう。
一時は後悔したとしても、未来のあなたはそれを糧にし、いい思い出に変えることが出来るでしょう。

4.まとめ

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことは出来ない

要するに、「嫌われる勇気」を持てという哲人の言葉なのですが僕はこの一文に本当の自由への道しるべが集約されているような気がします。

僕のブログタイトルや自己紹介などにもあるように、僕はこの本を読んで周りの人間関係がラクになり、サラリーマンでありながら「本当の自由」を手に入れることが出来ました。

「本当の自由」とは「自分で選択をし続けること」です。
職場がイヤなら「転職」を自分で選択すればいいのです。
パートナーがイヤなら「別れる」ことを自分で選択すればいいのです。
あなたが窮屈で複雑だと思っている世界は、実はものすごくシンプルで実はものすごく「自由」なのです。

ここまでお付き合いいただいたあなたは、気付きましたか?
あなたはすでに「本当の自由」を手に入れています。
「自分が変われば周りが変わる」

あなたの人生を変えることが出来るのは「あなた」しかいないのです。

https://rikishin14.com/

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