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写真整理の落とし穴

どうしてあなたの写真整理は進まないのか?続かないのか?写真整理の必要性を感じて、「よし頑張ろう!」と思い立ったのにも関わらず、なかなかうまくいかない理由のお話です。

今回、ちょっと辛口かもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。
(いつも辛口だったらすみません)

写真整理がうまくいかない4つの落とし穴

1.「写真整理には正解がない」という落とし穴

「風の時代の写真整理」でも書きましたが、昔のように、フィルムカメラで写真を撮り、カメラ屋さんで現像、アルバムに貼るという「正解」はもうなくなりました。カメラで撮る/スマホで撮る、現像する/しない、アルバムにする/しない、クラウドに保管する/しない・・・選択肢が多くて、迷ってしまうのは当たり前の時代です。

「正解がない」から、うまくいかなくて当たり前です!あなたは悪くない!!

・・・なんて言いませんよ?

迷うのは仕方ありません。でも、「自分にとっての正解」を見つけようとすることが大事です。万人に当てはまる「正解」はもうないけれど、「自分がどうしたいか?」に向き合い、「どうしていくか?」を「選択」していくことが必要です。続かないのは、「自分がどうしたいか?」と向き合っていないから。

「誰かのオススメ」ばかりを追いかけて「自分の心地よさ」を置いてけぼりにしてるから。

そう!大事なのは「写真整理の自分軸」を持つことなのです!!

正解は自分が決める!


2.「全体像が分からない」という落とし穴

分かりましたー!!「自分にとっての正解」見つければいいんですね!!

ありがとうございます。
素直なあなたが大好きです!!!

でも・・・この選択肢の多い写真整理の世界。
行き当たりばったりの思いつきを正解にしていませんか?写真整理の全体像は見えていますか?

全体像が見えないと、「シンクに使い終わったお皿があふれているのに、換気扇を毎日毎日ピカピカにする」ということが起きてしまうのです。頑張って時間をかけてお掃除しているのに、いつまでたってもキッチンがスッキリとしない。次の食事で使うお皿に困るから、食事の前にたまりにたまったお皿を慌てて洗うはめになる。それにも気づかず、お皿を洗わず新しい食器を買い足してしまうなんてことも!!

目の前の食器洗いのことならば「そんなバカな・・・。換気扇は時々でOK!お皿洗いが日々やることですよ!」と誰でも分かるのですが、それが分からなくなるのが写真整理なのです。

いつも使っているカメラのSDカードがいっぱいなのに、スマホの容量がいっぱいなのに、「いざ、写真整理!」となると、めったに使わないHDDやビデオカメラの写真データを削除する、ふるーーーーい昔の写真をアルバムに入れる、ということをやろうとしてしまうのです。

「心地良い」とは、「なんとなく、その瞬間に気持ちが良いことをやる」ということではありません。

限られた時間と労力とお金の中で、「今しかできないこと、今やりたいこと」を理解して「だから今これをやっているんだ!!」と納得感をもって行動を選択すること。満足度が高いから心地良いのです。

全体像が分かれば、今やること・やらないこと・後でやること・自分ではやらないこと・好きなこと・苦手なこと・・・などに振り分けた上で選択できるから、「今」「ここ」の満足度を高めることができます。

技術も商品もめまぐるしく変化する写真&写真整理の世界。知識を得て全体像と自分の現在地をつかむことはとても大事です。それが分からないと自信を持って目標も立てられませんから!

私は写真よりお皿がたまりがち💦


3.「無理をしない」の落とし穴

「子どもが小さい間は無理をしないでね~」なんて優しい言葉に救われることはたくさんあります。

だからと言って、「写真整理をしたい!」と思っているのに「うん、子どもが小さい間は無理だよね。できなくて仕方ないよね」と手を放して、全く何もしないのは幸せなことなのでしょうか?

心のどこかで「やらなくちゃ」「できてないのは嫌だ」という罪悪感や焦りが生まれて、モヤモヤしてしまうのではないでしょうか?

「無理をしない」というのは「あきらめる」「後回しにする」「何もしないで休む」ということではありません。今まで10歩進んでいたところを「一歩にする」それでも難しければ「半歩にする」というように、ペースをゆるめステップを小さくすることです。

少しずつかもしれないけれど、確実に目的に向かって「前進している」ことを自分が感じられれば、「無理をしない」ことも「モヤモヤしない」ことも両立できるのではないでしょうか。

ここで大事なのは、「目的」が定まっていること。ゴールポストが動いてしまえば、せっかくの「一歩」や「半歩」のステップに意味を感じられないばかりか、時にはオウンゴールになる危険性だってあります!

ゆるぎない写真整理の「目的」を定めることで、今やっていることが細やかでちょっとしたことでも、ゴールに近づいていると確信でき、楽しさを感じることができるのです。

あなたの写真整理の目的は何ですか??

表面的ではないゆるぎない目的を


4.「他人の目に触れない」という落とし穴

インスタやブログ、本や雑誌でも「お片付け」の情報は多いのに、「写真整理」の情報となるとガクッッと減ります。お片付けの本の中でも、「写真や書類はデータ管理でスッキリ」「子どもの作品は写真に撮ってバイバイ」なんて、最後にちょろっと記載されているものが多いように思います。

同じ「整理」というジャンルなのに、どうしてこんなに関心がもたれないのでしょう?一番の違いは「分かりやすい成果が見えるか?」という点だと思います。

「写真整理しましたー!」と報告したくても、スマホやPCの見た目は変わりません。数値に表したくて〇枚消した!と言っても「あ、、うん。それって多いの?少ないの?」というよく分からない感じになってしまいます。一緒に暮らす家族にさえ、すぐには分かってもらえません。

目に見える「アルバム」や「フォトブック」は、唯一「映える」可能性、「家族にも見える」という成果があるのですが、そこにたどり着く手前の「写真整理」は本当に外から見えにくいのです。

はっきり言ってしまえば、写真整理は「自分にしか分からない地味で地道」な作業。つまり、「写真整理をしたい!」と思っている人は、他人が見ていないところでも頑張れる真面目で素敵な人なのです!!「良くみられたい」「ほめられたい」という他人からの評価のためではなく、「自分がスッキリしたい」「快適になりたい」という心の内側からの目的を持っているのです!!

頑張っても、頑張らなくても誰にも分からないし、進め方も成果も自分の心ひとつが決めること。そして、お片付けのように、玄関・リビング・キッチン・浴室・・・といった分かりやすい共通項がありません。とにかく見えにくい、相談しにくい世界なのです。

だから写真整理は「他人に話すほどのことでもない」こと、「自分一人で考える案件」になっていってしまいます。写真整理に関わらず、「自分一人で考える案件」がうまくいきにくいことは想像がつきますよね。いつも絶好調の人なんていませんし、一人で生きていける人もいませんから。

写真整理のことを真剣にじっくり相談できる仲間はいますか?

写真整理どうしてる?なんて、なかなか聞けない


写真整理がうまくいく4つのポイント

・写真整理の自分軸を持つ
・写真整理の全体像をつかむ
・明確な目的のために着実な一歩を踏み出す
・自分一人で抱えない

写真整理の落とし穴から「写真整理がうまくいく4つのポイント」が見えてきました。抽象的でちょっと分かりにくい話だったかもしれませんが、実は、これらを全て叶えるための講座を現在企画しているところです。

運営をサポートしている写真を撮った「後」を楽しむオンラインサークル「めくルーム」にて来年早々にリリース予定です!!

めくルームについてはコチラ↓↓




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