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下の子にアルバムを作れていない…という罪悪感をやっつける

アルバムは愛情を伝えるアイテムであり、愛情を測るアイテムではない

「下の子のアルバムが全然作れていないんです~」もうこれ、きょうだい子育てあるあるですよね。

多くの方が抱く「下の子も同じようにアルバム作らないと…」という気持ちの中には、

”上の子と「同じように」育てないと「平等じゃない」からかわいそう”

という申し訳なさがあるのかもしれません。きょうだいの子育てで常に、「平等」「同じように」という感覚を持っていると親も子も苦しくなってしまうから、そこにとらわれずに子育てしたいなと思っています。

とはいえ、明確に数として表れてしまう「アルバム」。愛情の代名詞のようなイメージを持つ「アルバム」だからこそ、親も子も敏感になってしまうのかもしれません。

「きょうだいで同じようにできる訳ないじゃん」とアルバムについて気にならない方、はたまた「同じように(さらにスキルアップしているかも!)楽しく作ってま~す!」という方はどうぞそのままで。

愛情を伝えたり感じたりするアイテムであるアルバムが、愛情を測ったり比べたりするアイテムになるのは残念なこと。

ちなみに、作れていないと思うアルバムは下の子の分だけですか?

「下の子には全然作ってあげられていない」のではなく「下の子が生まれてから、上の子にも作ってあげられていない」のではありませんか?それは、家族が増えにぎやかで、大変で、色々頑張っているってこと。それだけのこと。またいつでも再開できますから!

きょうだいでアルバムは分けないことに決定

我が家は4歳差の姉弟を育てています。娘が生まれてから2歳になるまで、1~3か月毎の写真を1冊のフォトブックにまとめていました。その後、しばらく日常のフォトブック作りは中断していましたが、第二子の妊娠を機にフォトブック作りへの意欲が湧きました。

(下の子だからって写真が少ない、アルバムやフォトブックが無いっていうあるあるには陥るまい!フォトブック好きな私ですからね!ふふふ~。エコー写真から収めるんだもんね~♪)

(・・・でも、上の子のフォトブックと下の子のフォトブック。2パターン作る余裕はなさそう)

よし、フォトブックはきょうだいで分けず、家族の記録として1パターンにしよう!!と決めました。

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家族で1冊のアルバムはメリットしかない!

アルバムは子どもの成長記録ではなく、その時の「家族の記録」と考えることにしたので、上の子も下の子も一緒に写っている写真、それぞれの単体の写真、大人だけの写真(これは、実際はほとんど無いな…)と、様々です。

「家族の記録」としておけば、「私だけ・僕だけアルバムや写真が少ない!」と、「比べる」ことがありません。「○○ちゃんのアルバム」と「▲▲君のアルバム」を比較しようがないんです。

上の子と同じようにしなくちゃと無理をして、下の子のためだけのアルバムを作りはじめると、続けられなかった時に、「僕だけ1冊で終わってる(>_<)~!!」と一目瞭然に。なので、「あなたのアルバムが少ないんじゃないの、家族全員分のアルバムが中断しているだけ」というスタンスがお互いにとって平和かと(^-^)

また、「下の子を主人公にしたアルバムを作らなきゃ~」と思うと、下の子の写真を撮ろうとして上の子が割り込んでくるのを邪魔に感じてしまうことがあります。でも、家族全員が主役とすれば、お互いの撮りたい・撮られたい気持ちが反映された写真をありのままの分量・バランスで残せばOKだよね!と気が楽になりませんか?さらにきょうだいが増えた場合も、アルバムにかかる手間は増えません。

子どもの成長に直接関係ない「同窓会に行ったよ」や「趣味のこと」など、大人だけの思い出も取りこぼしなく盛り込め、テーマ別に何度もアルバムを作る必要もありません。

もちろん、七五三や幼稚園の思い出など、特集したいテーマが出てきたらどんどん別冊を作る、これはプラスアルファで取り組めばよい部分、と考えます。

少なくとも、日常の写真をコンスタントに残しておけば「下の子のアルバムを作っていない~」という罪悪感からは解放されます!そして、子どもは日常の写真を一番喜びます!!

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でも、将来子どもに渡すときはどうするの?アルバムって、やっぱり1人に1冊必要じゃないの? 次回は、この疑問をやっつけましょう。

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