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フォトブックの作り方〜写真選びのコツ②テーマをせまく〜
今まで手つかずのスマホに入った子どもの写真。重い腰をあげ、いざフォトブックを作ろうと思ったのに「写真がなかなか選べない・・・」というあなた!
ひょっとして「子どもの成長記録」というテーマで作り始めていませんか??
指標をかけ算していこう
検索エンジンに「レシピ」と一言入れるよりも、「レシピ 鶏肉 玉ねぎ」と検索ワードをたくさん入れるほど、欲しい情報にたどり着きますよね。
フォトブックも同じです。フォトブックの作成テーマが「子どもの成長記録」というのは、レシピ検索で「和食」と一言入れただけなのと同じ。とっても漠然としています。
成長といっても、どういう成長を残したいのか、あらためて考えてみてください。体の大きさ?できるようになったこと?節目の行事?人間関係の広がり??
そして、フォトブックを誰に見せるか?を意識して、写真を絞り込む指標をかけ合わせてみましょう。
例えば↓
子ども × おばあちゃんと一緒
子ども × 記念日
子ども × 遊び
子ども × お出かけ などなど。
さらに複数の指標をかけ合わせることができれば、おのずと写真は絞られてきます。
ちなみに、前回の記事「フォトブックの作り方〜写真選びのコツ①期間をしぼる〜」では、「時間」という指標をとりあげ、期間が短いほど写真は選びやすくなりますよ、という話をしました。
客観的な指標でしぼる
成長記録のフォトブックのテーマをしぼる時におすすめできないのは、「かわいい」「楽しい」「おもしろい」「きれい」といった主観を指標にすることです。
写真を撮っている時点で心が動いているので、その中からあらためて「かわいい」「残したい」というフィルターでふるいにかけても、それはザルです。「どれも残したい〜♡迷っちゃう~♡ 」と、楽しいけれど作業が進まない時間になってしまうでしょう。
誰でも写真選定ができるような、そう、雇ったアルバイトさんでも分かるような客観的な指標を決めることが大事です。
先程の例をもう一度みてみましょう。
子ども × おばあちゃんと一緒 → 誰と
子ども × 記念日 → いつ
子ども × 遊び → 何を
子ども × お出かけ → どこで
どれも客観的な指標ですよね。これなら、機械的に迷いなく写真を選ぶことができます。
センスとか感性とかは、フォトブックを作る時に発揮していただくとして、まずは機械的に淡々と写真を選んでみてください。
同じシーンの表情違い、写りはどっちが良いかな?似たような写真だなぁ…全部いるかなぁ?などはここでは悩まず、とりあえずフォルダにコピペするのみ!
あまりにも数が多くてつらい場合は、まだテーマが漠然としている証拠。期間など指標をさらにかけ合わせて、絞りましょう。
▲ 「娘 × 桜 × ランドセル」とかけ合わせてテーマを絞り、1冊に。
フォトブックの構成にも役立つ
1冊のフォトブックの中での構成を考える際にも、単に時系列で並べるだけでなく、「誰と?」「どこ?」「何を?」という指標でグループ分けをして、ページに割り振っていくのがおすすめ。適当に選んだ写真でも、ページごとのテーマがはっきりして、リズムのある見やすい作品になりますよ。
▲「おうちあそび」を集約
▲「食べる」を集約
▲「車の中」を集約
あなたなら、どんな切り口(指標)を見つけますか??
次回は、子どもの成長記録にかけ合わせたい私のオススメの指標をご紹介します。
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