【読書感想文】ゾクチェン瞑想マニュアル ボン教最高の瞑想法 箱寺孝彦

読み終わった最初の感想は、最後はかなり宗教色濃いめだったな、だった。

死後の世界なんて全否定の私には読んでるのがキツくてかなり飛ばし読みしてしまった。

死は逃れられなくて恐ろしいものだど書かれている割には死が訪れた瞬間ブッダの解脱を手に入れるチャンスだと書かれている。

恐ろしいマックスの時そんな事を考えられるのかな?しかも死んだ後も色々あるらしい。

生きてる間に瞑想して悩みから開放されるところまでは良いけど最終的には死後の世界みたいのがあって、下手すると地獄行きなんて自分には耐えられない。

結局死の恐怖を煽って修行すれば幸せになれるって宗教の勧誘そのものになっちゃっててなんだか残念。

本の8割くらいを占めていた瞑想マニュアルは興味を持って読めていて、本格的にでなくてもちょっとチャレンジしてみようかと思っていたけど最後の部分の急な現実離れした話にやる気も失せてしまった。

私は死んだら全部終わりが良い。

終わりがあるからそれまでは本気で自分の人生が楽しくなるように頑張れると思ってるし、自分なりに楽しく人生送ってるつもり。

その一環で瞑想によってより楽しい人生に出来るなら取り組みたいと思う。

偉そうなこと書いたけどゾクチェン瞑想を本気で信じて、本気で取り組んでいない自分は、結局いい加減なことしか言えないとも思ってる。

本を選んだときは興味を持って読んでみたくなったけど私にはちょっと合わない。

瞑想によって執着を消すはずなのに経典や師匠に執着してるように見えるのは私だけだろうか?

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