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大倉山2連戦。テレビ杯ってなんですか。2022/1/26

もう2週間経とうとしているのに、まだ前回の2連戦(HTB杯・STV杯)の振り返りをしていませんでした。

もちろん自分の中ではしっかりやっていますが、人につ立てるために文にまとめると、よりまとまるなと感じていす。

ちなみにこの2試合は通常ならコンチネンタルカップという、W杯の株カテゴリーの札幌大会と兼ねて開催される予定でした。

もちろんコンチネンタルカップには人数制限があり、これに出るには国内の選考を通らなければいけませんが、日本に残る選手にはこのコンチネンタルカップと、翌週に予定されている札幌のW杯がほぼ唯一の昇格チャンスです。

日本の選手には、ただでさえ地理的にヨーロッパの選手に比べて国際大会参加のハードルが高いのですが、唯一のチャンスである札幌コンチネンタルカップとW杯が、コロナ禍で2年連続中止となっています。


そんな愚痴はさておき、前回のHBC杯では年明けからトレーニングが順調すぎて、試合当日に腰を痛めてしまいました。

今回の2連戦には、しっかりケアをして望めました。というかその後大雪続きで、ケアをする時間しかなかったです😂

まずはHTB杯

この日は大倉山らしい向かい風が吹き付ける試合でした。

ウインドファクターの補正数値も軽く−20ポイントを超える選手が連発し、僕自身も2本目は−20p頂ました。

今僕が目指すのは、高さを取るジャンプではなく、前に進むジャンプです。

もともと高さは誰よりも出ているのですが、前方向への推進力が全くありません。

ノーマルヒルまではそれでもなんとなく勝負できますが、ラージヒルになると全く通用しません。

特に大倉山の試合は向かい風が強く、助走スピードも抑えられがちなので、もらったスピードをロスなく推進力に変えていかなければいけません。

この日は2本目に少し目指している形のジャンプができたかなと思います。

一本目は助走の段階で重心がずれていました。

2本揃わなかったものの、12位。

大倉山で10位台前半は久しぶりでした。

色々探りながら、試しながらの試合にしては良かったかなと思います。

続いて2試合目のSTV杯

昨日に引き続き、推進力がテーマです。

もう少しここについて話しておくと、僕はテイクオフの瞬間に上半身が上がりすぎる癖があります。

これで踏切の時に強いインパクトを与えているのですが、ジャンプ台が多くきなるほど、上半身の起き上がりは空気抵抗になり、前に進むためにはロスになります。

何より大きなジャンプ台では、強い力はあまり必要としません。

推進力、もっと言えば上半身の使い方が最近のテーマになっています。

この日はこの上半身への意識の仕方が良くなかったです。

上半身が上がらないように抑えようという意識から、重心が前のめりになってしまい、水泳の飛び込みのような前に飛び込むテイクオフになってしまいました。

テイクオフでジャンプ台にインパクトを伝えるには、しっかりと体の真下に向かって力を伝えなければいけません。

そこを忘れて、前に進むことを考えるとこの日のようなジャンプになります。

しっかりと力を伝えた上で、前に進ませること。

僕にとっては、めちゃくちゃ頭を悩ませますが、引き続きトライアンドエラーが続きそうです。

HBCだの、HTBだの、STVだのアルファベットの試合が続いていますが、全て北海道のローカル局です。

この時期札幌ばかり試合が続きますが、各局主催で行っていただく札幌の試合は選手にとって貴重です。

同じ会場を使うはずのコンバインド競技は、こういったテレビ杯が全くないので、12月の名寄の連戦がおわると2月末の国体まで国内戦はなく、その後も宮様と最近新設の伊藤杯、全日本選手権のみです。

試合を開催してもらって、テレビまで放送していただき、恵まれています。

以前は、テレビは試合後に編集して放送していて、TOP10人ぐらいと、注目の若手しか放送されませんせした。

そのシステムは今も変わりませんが、去年のHTB杯から始まり、各局がYoutubeチャンネルでライブ配信や試合後にノーカット配信を行ってくれています。

TOP10にも残れないし、注目の若手にも入らない僕にも電波に乗る権利が与えられました😂

次の試合も配信があるとか、

次はテレビの電波に乗せてもらえるように頑張ります。

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