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アメリカで見た犬たち人たち

犬を飼っている人たちにとって、アメリカやヨーロッパなどのいわゆるペット先進国の「犬との暮らし」はとても羨ましく映っているのではないでしょうか。
はい、僕も漏れなくその中の一人です。

3年程前、アメリカのニューヨークを訪れたことがあります。当時勤務していた会社の研修で1週間ほど滞在しました。
研修とは言いながら、課題さえこなせば自由な時間は沢山あったので、街のあちこちを周りました。
憧れのニューヨーク。都会的な所もあれば、レトロな街並みもあってとにかく僕の目には全てが魅力的に見えました。もちろんそこで暮らす人たちのことも。

とある朝、同僚たちとセントラルパークを散歩することに。ジョギングをする人、サイクリングする人、そして犬の散歩をする人たち。

当時はまだリキと出会う前ですが、昔実家で犬を飼っていたこともあり、やはり犬に目がいきます。

お世辞にも綺麗な格好とは言えないおじいさんが、大きな犬を連れてベンチに腰掛けていました。ノーリードです。
僕はありったけの英単語で話しかけて、犬を触らせてもらいました。おじいさんもこんな見ず知らずのアジア人に優しく接してくれて、とっても癒やされたことを覚えています。

そのまま散歩をしていると、なんとなんと素敵な世界!あちこちで犬と散歩を楽しむアメリカンな人たちが。さっきのおじいさんもいますね!

アメリカンな人と犬
さっきのおじいさん
木の上のリスを追う犬
犬専用なのかな?確認しなかったけど。

リードをしている犬もいれば、フリーの犬も。なんなら木の下でリスを追いかけている犬も。─だいぶ自由…!日本では見られない光景です。田舎ならまだしもこんな大都会の公園でです。

ノーリードが良いとか悪いとか、危ないとか危なくないとか、マナーがどうとかという話は置いときます。日本のそれも充分に理解しています。
それより僕はこの寛大な心というか国民性というか、人と犬の暮らしが当たり前のように溶け込んでいるこの社会にすごく衝撃を受けたのです。

─そしてこの約半年後にリキとの暮らしが始まることになります。

今でもやっぱりあのアメリカで見た犬や人たちが忘れられません。元々の犬に対する考え方や接し方も日本とは違うのでしょうし、ちゃんとトレーニングをされているからこそ社会に受け入れられているのでしょう。だから犬が電車に乗ったり、お店に入ったりなんかも当たり前なんでしょうね。日本から見ると羨ましい限りです。

僕は「犬との暮らし」に関して保守的な考えなんかを少しでも変えたいという思いがあり、それがオンラインショップの運営やSNS、ブログをやっている理由の一つでもあります。そして動物愛護に関しても。

自分に出来ることは小さい小さいことですが、少しずつ犬にも人にも優しい社会ができますように。

シンプルに『犬との暮らしを楽しむ』─。それだけです。














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