イヌグラシを立ち上げたのは2021年8月。おっと今月で3周年だ。今まで○周年記念!みたいなのはやったことがなくて、今年も特にやらないのだけど、少し感慨深いものですね。 正直、起業して個人事業主になるというのは全然楽じゃないし実はつらいことも多い。 会社勤めのストレスや人間関係の悩みもなく、時間にも縛られずキラキラと楽しそうと思っていたけどとんでもない。実際は軌道に乗ったか乗ってないかわからない状況が続くし、そうすると毎月お金の心配もしないといけない。自分で稼ぐということが
リキと出会って5年が過ぎた。6歳になったリキの顔には少し白髪が生え、僕の顔にもシワやシミが増えた。これは僕らが5年間共に過ごしてきた証。 そう考えるとシワやシミも悪くないな。
もうすぐリキは6歳になる。 1歳になる直前で僕の元へ来たわけだから、5年一緒にいる。犬と暮らす5年というのは本当にあっという間に過ぎ去ってしまうのだと実感した。ということは今からの5年もあっという間。その次の5年も─。 リキが4歳を迎えた時くらいからかな、リキが年を重ねていくのがイヤでお祝いとかもしなくなった。実際はまだ若いしあと10年以上一緒にいられる。でもあっという間に“その時”が来てしまう気がしてならなくて、怖くて怖くてたまらない。 先代の犬が死んだあと、僕は一生
犬という動物は、人間が人間の暮らしに役立てるために改良を重ねて作り上げた動物ですよね。つまり本来の野生の姿ではない。かと言って人間でもない。少しきのどく。でも今更野生に戻すことはできません。だから犬は人間の暮らしの中で共に生きていくのです。「共存」です。犬の本能や欲求を抑え込むことなく、尊重し、時には僕らの暮らしにも合わせてもらう。そうやって折り合いをつけながら共に生きていくのが犬と人間なんだろうなと僕は考えてます。 そこで突然イベントへの想いなのですが、自身がやるイベント
10/14(土)15(日)と茨城県ひたちなか市で開催されたイベントに出店をしてきました。そして茨城のイベントに行くことに決めた理由のひとつが栃木を訪れることでした。 栃木はリキと暮らし始めた場所。リキが公園デビューをして、初めての友達ができた場所。 そのリキにとって初めての友達である黒柴のマックスの家に滞在させていただきました。2年ぶりに会った2匹はお互いをちゃんと覚えていて、あの時と同じように取っ組み合いをしたりおもちゃを取り合ったりガチ喧嘩をしたり。 僕の“犬暮らし
僕がリキと暮らす中で日頃から意識していること。それは2つあります。「犬らしく」そして「対等であること」 とっても可愛いですよね犬って。我が子のようだし友達のようで恋人のよう。でも人間ではないんです。 人間と暮らす以上、リキに色々つき合せたり我慢してもらうことももちろんあります。それは仕方ない。でも1番大切なのはリキが犬として楽しくて幸せかどうか。 ふと犬としての幸せや楽しさってなんだろう?と考えてみたんです。 それは安心できるパートナーがいて場所があること。本能が満たされ
「保護犬の譲渡条件が厳しすぎる…。」 これよく聞きますよね。 実際に保護施設のHPや里親募集のサイトなどを見ていると、単身者や共働き、小さな子どもがいる家庭、高齢者などは断られることもあるようです。 飼育環境なども厳しくチェックされて、トライアルを経てようやく里親に…。 確かにわかるんですけど、これありきとなると少し疑問に感じています。その人の「人となり」を1番に見てほしい。環境とかの前に、その人がその犬を幸せにしてくれる人なのかの見極めが最も大切なのでは?と僕は思って
最近、『犬の行動学』的な本をよく読みます。 犬と暮らしている方は皆さん興味があることだと思います。こういう本は真っ先に読みますよね。 「行動学の本」と言っても様々です。 本格的なものから、カジュアルに読みやすいものまで様々。行動学の研究もどんどん進んで、ちょっと前まで正しいと思っていたことが実はもう古い解釈だったり。 僕がこの類の本を読むのは、あくまで我が愛犬リキのことを理解するためです。僕は犬の専門家ではないし、知識を増やして仕事に繋げるとかでもないです。 「犬の行
先日、富山市中心部で開催された『越中大手市場』というイベントにイヌグラシとして参加してきました。 今回は愛犬リキを看板犬としてデビューさせましたよー!というお話です。 昨年から出店はしていたのですが、人が多すぎたりするとちょっとテンパったりするのでリキはいつもお留守番でした。 あと“パピーに喧嘩売る問題”もあったので…。 しかしトレーニングの成果も現れ始め、僕も対処の仕方をわかってきたこともあり、今回連れて行くことに決めました。場馴れもさせたいですし。 僕としてはも
僕がオンラインショップ『イヌグラシ』を始めるに当たって、やりたいことが大きく2つありました。 1つめは、「犬との暮らし」を楽しんで頂けるようなお手伝いがしたい。犬との暮らしがちょっとだけ豊かになるような物をセレクトしてお届けできたらいいなぁと思い、始めました。 2つめは、保護犬(もちろん保護猫も)のための活動がしたかったからです。 今日はこの2つめの保護活動について自分なりの想いを綴ります。 僕が犬や猫の保護活動に興味を持ったのは、やはり自身が保護犬を迎えたからです。 そ
犬を飼っている人たちにとって、アメリカやヨーロッパなどのいわゆるペット先進国の「犬との暮らし」はとても羨ましく映っているのではないでしょうか。 はい、僕も漏れなくその中の一人です。 3年程前、アメリカのニューヨークを訪れたことがあります。当時勤務していた会社の研修で1週間ほど滞在しました。 研修とは言いながら、課題さえこなせば自由な時間は沢山あったので、街のあちこちを周りました。 憧れのニューヨーク。都会的な所もあれば、レトロな街並みもあってとにかく僕の目には全てが魅力的に
現在僕とリキは、地元の富山で暮らしています。 富山といえばそうです、雪国です。天気予報を見れば毎日雪、雪、、大雪、、、。 富山は雪さえ降らなければ住みやすいのになぁ─。実は台風や地震など自然災害がほとんどない地域なのです。 10年以上県外で転勤生活を送っていた僕は、ほとんど雪が降らない土地での快適さを知り、余計に雪国の冬にネガティブな感情を抱いていました。 もちろん地元が大好きだし、この先の人生、リキと暮らすのは絶対地元の富山だという思いで帰って来たわけですが。 今年で
─つづき。 そんなこんなでトレーナーさんに相談をして、リキの問題行動の改善に取り組むことになりました。 実際にトレーナーさんと、敢えて犬が集まる公園へ出向き、問題行動が出そうな環境に飛び込みます。今までなら避けていた場所です。 ところがそういう時に限ってパピーさんに出会いません。みんなと仲良く挨拶し、おりこうさんな姿をアピールですね(笑) それでも対処の仕方を学び、少しづつ悩みや迷いから抜け出して行く気がしました。今までは「誰とでも仲良くできるお利口さん」のままでいてほ
お久しぶりの更新です。こんにちは。 今日は僕がしばらく頭を悩ませたリキのある問題行動についてです。 ─『パピーに対してガチで怒る』 これはリキが2歳になった頃から始まりました。(現在3歳) 約1歳の時にうちにやってきたリキ。かなりのビビリで僕を手こずらせてきた彼ですが、他の犬に対してはとても友好的で、誰とでも上手に遊べる子でした。ビビリなんてのは最初からわかっていたし、それはそれで可愛かったです。人に迷惑をかける訳でもないし、少しづつ克服していければ良いな〜くらいに。休
『犬との暮らしを楽しむ』 立ち上げたオンラインショップのコンセプトです。 これは自分の生き方のコンセプトでもあります。 忙しく過ごしていた日々。リキと出会い、自分の暮らしを見直すきっかけになりました。 毎日頭痛と戦いながら必死に働き、会社の言うままに転勤を受け入れて。もちろんそれなりに楽しかったんですけど、でも何のために働いてるのか全然わけがわからなくなったんです。 地元でリキとのんびり暮らせたらどんなにいいか…。 今までの僕なら辞める勇気もなくズルズルと仕事を続け