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裸婦をじーっと見てると、裸以上のものが見えてくることがある…わし流 芸術の夏2024④「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」国立近代美術館

だいぶ前に手塚先生やブルース・リーの展示を見に行ったことがあるものの、近年はもしかしたら会いたくない人にバッタリ会ってしまう可能性が…というわけで? まず行くことがなかった国立近代美術館。

しかも暑い時期に誰が行くかよ…とはいうものの、「新・美の巨人たち」を見て萬鉄五郎の「裸体美人」、さらにまえから見たいと思っていた、うろ覚えながら大阪市が2億円ぐらいで高い買い物をした、とかいわれていたのが購したあと高騰し10億円以上になっちゃったという、モディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」を見るチャンスということで、比較的涼しい雨の日を狙って出撃。
雨の日ならば傘で顔を隠せるので、誰かに会ってしまったとしても気づかれることはないに違いない…。

やはりテレビや印刷物やネット上と違い、本物を目の前にすると熱、あるいは魂のようなものを感じます。
萬鉄五郎の「裸体美人」で最も重要なのは花の穴だな、ヒシヒシ伝わってきました。
乳房やら股間やらは誰だって描くから、女性がデーンと開放感にひたっている、というようなことはある程度にしか伝わりませんからねぇ、見ているこっちが慣れちゃっているから。

ミディりあーにの「髪を…」の方は、膝と腕の角度がついになっていたり、股間に手をあてたりして画面のバランスをとっており、それらへの視線をを分散することで肝心な顔が引き立つようになっている…んじゃyなえでしょうしょうかねぇ。

久々モディリアーニの伝記映画にジェラール・フィリップの「モンパルナスの灯」を見たくなったなぁ…と思ったら新文芸坐で8月にやるようですが、やっぱし暑いのでどうしようかは検討中…。

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