友よ、すぐ近くまで来たが、今はまだ会うときではない…わし流ショボ鉄たび㊶弥彦
伝家の宝刀「大人の休日俱楽部パス」で新潟県は弥彦に向かいます。上越新幹線を下車したのは燕三条。この近辺には毎年一泊二日の「おっさん春スキー」を共にやっていたマンガ仲間のWさんが生息しているはずですが、会えば酒を飲んで会話がはずみすぎることが分かりきっているため、今回は一切連絡しませんでした。万一、道で出会ってしまったとしても「ビルマの竪琴」の水島のように顔をそむけるつもりです。
弥彦駅まではJR乗りつぶしのため行ったことがありますが、そのときは駅周辺のみでした。今回はロープウェーで一気に三条、いや山上公園へ。そこからは米どころ&酒どころの越後平野が広がっていました。
山頂まで歩いて行くと、たぶん寺泊方面が見えました。このあたりではWさんがこの夏、来るべきスキーの来シーズンのため? 海水浴で体を鍛えていたはず。海水浴場で真剣に泳ぐ人も珍しいですが…。
この日は暑かったので、汗びっしょり。でも温泉に日帰り入浴する予定だから大丈夫! …のはずだったのですが、あてにしていたところに行ってみるとフロント嬢が「本日はやってません」がっくし。仕方がないので公園でシャツだけは替えました。
帰りは吉田まで戻って久々に越後線に乗り換え、新潟へ。失意のまま車窓から弥彦の夕景とWさんに「さらば」。
新潟駅周辺にはこれといった食品売り場が見つからないので晩飯はまたまた王将のギョーザになってしまいました。
地元の駅から出ると、夜空には新海誠作品のような月が出ていました。
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