見出し画像

東京でもやるっつ~のに一足早く静岡まで遠征…わし流 芸術の秋2021⑦「グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生」静岡市美術館…わし流ショボ鉄たび⑤合同

この秋2枚目の「秋の乗り放題パス」2日目。青梅線~南武線~東海道と乗り継いで、各駅停車ではるばる静岡へ。遅く家を出て、昼食は途中、早めに川崎の立ち食いそば屋(椅子席あり)でカツカレーを食べました。

今回の目的地である静岡に到着したのはすでに午後2時半。が、駅前の美術館に行くだけなのでこれでいいのです。

家康静岡11017-1ブライト&ビビッド.jpg80

徳川家康公の後ろにあるビルの中にあるのが静岡市美術館。何年か前に「スターウォーズ展」を見たところです。

グランマ・モーゼス211017-1ブライト&ビビッド

「スターウォーズ展」でもそうでしたが、ここの特徴はエレベーターの入り口にその展示物がデカデカと描いてあるところ。今回もありました、

グランマ・モーゼスとは農家の女性がおばあさんになってから絵を描き始め、101歳で亡くなるまで描き続けていたという、まさに「人生100年時代」にピッタリな人ですね。

絵はたしか独学で、日本でいえば山下清や谷内六郎のようなナイーヴアートというんですかね、素朴な絵です。

農家の四季おりおりの日常を描いたものが多く、画像は「アップル・バター作り」で、村をあげての作業ですね。このほかメープルシロップ作りとかクリスマスとかがあるわけですが、説明を見ると「毎年、牛を1頭殺して、その油で蝋燭を作る」などとあってビックリしました。さすがに「牛の殺害シーン」はありませんでしたけど。

なんでワシはこの人のことを知っていたのかなぁ。日本での回顧展は16年ぶりとのことですが、16年前に別の作品展のときにチラシを貰ったけど、結局行ってない…ということなのかもしれません。

作品を堪能してからグッズを…けっきょく何も買わずにまずは沼津へUターン。ここはいま読んでいて「燃えよ剣」「孤高の人」「火宅の人」に続く愛読書になるかもしれない井上靖の青春格闘技小説「北の海」の前半の舞台です。沼津には海水浴やハイキング、裁判所など何度も行っているのですが、「北の海」の主人国が何度も通る御成橋とはどこだったかなぁ…と駅前の地図を見たりしました。

 夕食はまえに何度か行ったうどん屋に…とおもい、アーケードに行ってみましたが、どうやら閉店してしまった様子。なので「横浜家系」のラーメン店へ。瓶ビールにラーメン、ギョーザで1520円ナリ、とても美味しゅうございました。

 沼津からは始発、東京方面行の普通列車グリーン車に乗車。缶チューハイを飲みながら家路をたどりました。これでこの2日だけでも十分きっぷの元をとりました。

なお「グランマ・モーゼス展」はこのあと、東京でも開催するのですが、いまは安定しているとはいえ、去年の晩秋から初冬を思い起こすと、例のアレが今後どうなるかわかりませんので先手を打って出かけたのでした。

▼グランマ・モーゼスど~ですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?