見出し画像

う~む、こりゃマンガ等を描くとき、いろいろと参考になるかもしれん…わし流 芸術の秋2024③「大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと」弥生美術館…④「生誕140年記念 竹久夢二の軌跡」竹久夢二美術館


15年かそれ以上前、マンガ「各駅停車ぶらり旅」のときだったか、四国は宇和島で偶然、作品の展示をしていたのでちょっと覗いてみて、その存在を知った高畠華宵。宇和島は出身地のようです。そのときは絵葉書を1枚買ったような気がします、今回のチラシにもある馬賊のイラストじゃなかったかな?

弥生美術館にはこれまただいぶ前、何のときだったか1度行ったことがあり、そのときにも華宵の「さらば故郷」「新さらば故郷」を見たことは記憶にあります。
あと2~3年前に浦和でやってた「美男におわす」という展示の中にもその作品があったはず。

今回は弥生美術館40周年ということで、ここと最も関係の深い高畠華宵の展示というわけで、なるべく暑くない日を選んで行きました。

前回は東京メトロ千代田線は根津から歩いたのですが、今回はワシんちから少し早く行けるとおもわれる南北線は東大前で下車。外から見てもさすがに東大は格調高く、広々としているし、緑も多い感じ。
三四郎池やハチ公と教授の銅像も見てみたいものの、今回は素通り。

街路樹があるところはいいのですが、日のあたるところはやっぱし猛暑で、日傘を使用して美術館に駆け込みました。

ワシ、抒情的な挿絵やイラスト等はけっこう好きで、華宵と同時代の蕗谷虹児や少しあとの中原淳一の展示にも行ってます。
高畠華宵の描く絵はとにかく美女・美少女・美青年・美少年といった感じ。
とくに絵物語の挿絵でふんどし一丁の美少年がぐるぐる巻きに縛られているイラストには「う~む…」とうならずにはいられませんでした。ワシも真似してみるか…?

説明によれば華宵の全盛期には仕事場でもある御殿に唯一、出入りを許された女性1人以外はすべて美少年の弟子たちと暮らしていた…とありますが、おもわずどこぞのアイドルグループのプロダクションを連想してしまいましたが、よかったんでしょうか、当時としては…?

渡り廊下でつながっている夢二美術館、これまた夢二は伊香保とか水戸とか高崎とか目黒とか、いろんなところでその作品をちょくちょく見ているワシです。
ワシがいうのもなんですが、凄腕の華宵に比べると決して上手い、とはいえない夢二だと思いますが、描く女性のはかなさ、みたいなものは天下一品ですな。出身地の岡山の美術館にも行ってみたいものです。

こちらもよろしく▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?