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BSプレミアムの映画

先日、BSTVで映画「アンタッチャブル」を見た。警官ジム・マローンを演ずるショーン・コネリーの演技は味があった。「警官の仕事は手柄を立てる事ではなく、無事、家に帰る事だ」と、「この齢になると生きているだけで、貴重に思えてきてね」と最初は婉曲に危ない仕事を断ろうとした台詞が印象に残った。

これは基本的に娯楽映画だが、これまで、ザ・アンタッチャブルズとは、アル・カポネたちを指しているのかと先入観でずっと思い込んでいた…

アル・カポネがオペラを見て道化師のような表情で涙を流す場面から、残酷無慈悲な場面への転換や、銃撃シーンで「オデッサの階段」からの引用は、やはり迫力があった。

BSプレミアム、午後1時からの映画は、このところ、何らかの意味で現今の激動する国際的な情勢を振り返させる映画を選んでいるようだね。

この映画を選んだのもオデッサの階段の引用があるからではないのかな。

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