科学コミュニケーションの研究者って?トークうまい人なの?

おはようございます。

今日は質問などDMやメールなどでいただいているのですが
その中に気になる質問に答えられたらなーと思いました。

「科学コミュニケーションの研究者って会話が
 うまい人なのですか?」

との質問です。

まず
科学コミュニケーションとは、
科学に関するコミュニケーションの研究です。
一般には、社会にどう科学を伝えるか?なので幅広いです(笑)


その科学は・・・

ウイルスや放射能や薬などの生活に密着する科学
恐竜とか宇宙とか学問としての科学 など色々です。

それの研究者というのは、
研究に特化しているだけで会話がうまいとは限りません。

研究者なので、研究に特化した能力はあると思います。
ですが、トーク達者、芸人みたいな人はいません。
普通に研究する人です。
むしろ会話に苦手?というか普通の人が多いです。
(芸人集団ではありませんw)

トークうまくない人が、トークの研究ができるもの?

という質問も同時に受けているので・・

ほとんどは研究できるものです。
でも実践でしっかりできている人じゃないと、わからない事も
もちろんあるので、両者の協力は重要だと思います。

たまたまオイラが、研究と実践をしている人ですが、
ごく稀です(笑)

研究は、例えば、伝える手法、どういう教育をすればいいか?
どう評価するか?社会でどうとらえるか?とらえているか?など
トーク自体というより、トークに関係する事全部を研究している感じです。

なので
科学コミュニケーターが、
科学コミュニケーションの研究者ではないのです。

科学コミュニケーションの研究者は、
科学コミュニケーターでもないのです。

他の分野からはわかりずらい事ですよね~♪
(2023,5,29追記)

そして両者はつながってない事がほとんどです。
科学コミュニケーターがうまく話したい時に、
研究から理論をもってきても、なんか当たり前の事が書いてあったり
新しい発見がないのがほとんどかもです。
データから言える事を理論化するので、なかなか、そんなこと知らなかったーー!というスキル系はあまりないかもです。

(勉強不足なので、世界中の文献を探して、かなり分析したらあるのかもしれませんが・・それでも目新しいものはない気もします。
研究はどちらかというと、イベント設計者とか、組織の人がどう運営するのか?政策とか、データ化されているものを分析するのが得意だと思います。例外もあると思いますが

少なくてもエンタメ系の話では。


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