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明日の仕事は明日できるのか

小学生のとき『今日できることは、今日のうちにやれ』と父から言われた。なんで今日のうちにやったらいいのか、と聞くと「明日の時間にゆとりができるだろう」という答えだった。その時はふーん、と思ったが、よくよく考えてみたら、明日になったら、再び「今日できることは今日のうちに」と、自分で課したノルマをこなすことになる。「明日のゆとり」はいつまでたってもやってこないじゃないか。

どこかの国のことわざで「明日できることは今日するな」という言葉があるらしい。ネットで検索したらごまんと出てくる。トルコとかスペインとか書いてある。また、それをビジネスの効率アップの教訓として掲げているサイトもあった。今日発生した仕事を明日できるなら、今日は今日やるべき仕事をして、明日にその仕事を組み込んでおけ、と書いてあった。まあ、結局は「やる」わけだ。

しかし、救急搬送から1週間、「やろうと思っていたのにやれなかった」という事態とは、いつも紙一重なのだということも実感した。

ということは、やるか、やらないか。人生はそれだけだ。延ばし延ばしで着地しないあの仕事をいつやるのか。今日はそのことで頭がいっぱいだ。


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