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しずかな

2021年も残すところ、あと50日くらいになってしまった。

一言でいうと、「あわただしい」一年だった。他にふさわしい言葉が見つからないくらい、バタバタしていた。もちろんそれは現在進行形である。

今日は、サークル「夜に絵を描く」恒例のオンラインお絵かき会で、短い時間だったけれど、自分のための時間を持てた。お題は「冬の1日で一番好きな時間」「温かい食べ物」「2021年、今年中にやっておいた方がいいこと」「2022年やってみたいこと」の4つ。

わたしが描いたのは、「お風呂に入ってアイスのことを考える」「あつあつの茶碗蒸しを食べて喉越しの熱さを楽しむ」「喪服はすぐに洗濯するべし」そして、最後のお題は「しずかな時間を持つ」だ。

この頃なんだか疲弊しているのは、仕事が忙しいからでも、お母さんの葬儀などでバタバタしていたからでもなさそうだ。どうやらわたしは、一人でいる時間が足りてない気がする。

家にはリモート勤務のオットが常にいて、仕事の合間にYouTubeをやたら見ている。学校から帰ったらゲームと漫画のことしか話さないムスメがちっとも黙っていない。職場では授業中は先生が大きめの声で教えているし、休み時間は生徒たちが話しかけてくる。Slackでは業務連絡が鳴り止まないし、やたらと電話をかけてくる友人がいるし、LINEも次々に着信がある。寝ていても夢の中が騒々しいし、通勤電車やバスの中は人の目がうるさい。

というわけで、疲れておるのだ。頭の中がうるさい。

そういえば、「頼むから静かにしてくれ」という本があったな。まだ家のどこかにあるはずだ。探し出して読んでみようかな。



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