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かみさま

またしても連続投稿が中断してしまった。仕事のメールに集中していて、気がついたら午前0時を回っていた。なんだろうなあ。この不毛さ。

さて、今日、フリースクールのみんなと遠足に行った。そこは緑地公園で、すぐそばに大きな川が流れている。この辺りでは有名な、豪雨の時に氾濫する暴れ川だ。

そこに小さな神社があった。なぜかはわからないが、とにかくどこも水平な部分がない。まず、お社が傾いている。写真は左右に傾いている様子だが、実は前後にも傾いている。鳥居もご覧の通り、左右の高さが違う。
説明を読むと、何度か再建しているらしい。

由来はわかったが、傾きは謎のまま

氾濫した川のせいで地面が削られてこうなってしまったのだろうか。神様は傾いだお社の中で、均衡を保つために難儀してやいないだろうか。滑り落ちそうになりながら、床に踏ん張っているのだろうか。柱につかまっているのだろうか。いっそ寝そべっているのかもしれないな。

ほどよく暖かな風が吹くなか、ぼんやりとそんなことを考えていた。そして思った。ああそうか、わたしはこういうことを考える時間が足りないのだ。
どうしてこんなに忙しいのだろう。

きっとあなたは死ぬ時まで忙しいんじゃないかと人から言われたことがあるが、この忙しさは何かから逃げているのではないかと思い至った。わたしは不安から逃げているのだ。いろんな不安が毎日襲ってくるから、仕事や用事を次々に入れて、その不安から目を逸らしているのだ。

トンネルを抜けたと思ったのに、まだまだ断続的にトンネルはやってくる。光が射したかと思ったらすぐに暗くなる。その繰り返しだ。

明日は明るいかな。どうかな。神様、まぶしいほどの明るさは要らないので、少々明るめにお願いします。

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