カラオケスナックの日々：気分上々↑↑

いつ潰れてもおかしくないような場末のカラオケスナックの、いつクビになってもおかしくないようなアルバイターの私の見聞録シリーズです。

時々お見えになるK先生はサムライ業(＝名称末尾に「士」の字を用いる職業)の紳士。通称、先生。サスペンダーと山高帽と恰幅の良い体型がプチ上流感を漂わせています。時々繰り出される昭和シモネタは御愛嬌。

ある日の会話。
先生「今の若い人はミラーボールなんて知らないよなあ…」
私　「えっ、あの…ディスコとか今はもうないから…ですか？」
先生「違う違う！　僕らの時代はね！　ミラーボールといえば、キャバレーよ、キャバレー！　ｶﾞｯﾊｯﾊｯ!」

…長いこと昭和という時代を見てきたと自認していたんだけど、まだ私ごときはヒヨッコでした。おしまい。

※タイトルに引用してる『気分上々↑↑』。流行った当時、チャラそうな人々が歌ってるチャラい曲なんじゃねーの？　くらいの認識しかなかった。でも最近アニメでカバーされてたりしたので原曲を聴いてみたら、意外や意外まっとうでよくできたPOPソングでした。ごめんなさい↓↓