わたしというヒトについて
この国は民主主義ですよね。多数決でものごとが決まっていくもの。その理不尽さと、子どもの頃から戦ってきたような、生き方しかできなかったな、と。だからいつも少数派。少数派が間違ってるわけでもないのに、なぜか、みんながよしとするものに迎合できないのは、ひとりっ子だからだろう、と世間の意味づけをそのまま拝借していた。
そんなんだったから、振り返ると、こんな人の物語が誰かのマニュアルというか、こうあってはならない、みたいなのがになるかもな、なんて、都合のいいことを思ったのは、向田